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【理解度アップ】前置詞+動名詞の頻出表現10選!使い方や前置詞省略のパターンまで1記事で網羅

「前置詞の後ろって名詞だけじゃなくて動名詞も使えるの?」
「動名詞の意味上の主語はどこに入れればいいの?」
「前置詞+動名詞でよく使う表現は覚えておきたい」

動名詞の理解が曖昧なままであり、前置詞の後ろに置くパターンの説明をされてもイマイチ理解できていない方もいるのではないでしょうか?そんな方に向けて、この記事では動名詞の前に前置詞がつくパターンをまとめて解説しています。

  • 意味上の主語の位置
  • 頻出表現
  • 前置詞が省略されるケース

といった、つまずきがちなポイントもしっかりと押さえました。

「動名詞に前置詞がつくと意味がわからない」という状態から脱出したい方は、ぜひこの記事で克服しましょう。

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目次

【大前提】動名詞は前置詞の後ろに置ける

大前提として、動名詞は前置詞の後ろに置ける表現であるということをしっかり押さえておきましょう。まずは、動名詞の基礎から復習していきます。

動名詞は名詞の役割をする表現

動名詞とは、動詞の後に ing をつけて、名詞の役割をさせる表現のことです。

名詞の役割をするので、名詞同様に

  • 主語
  • 補語
  • 目的語
  • 前置詞の目的語

として用いられます。

もともと動詞だったものが変形しているため、後ろに目的語や副詞を置けるという動詞の性質が残っているのも特徴です。

また、進行形で使われる ing をつけることから、実際に今しているという意味を持ち、以下のようなニュアンスを表現できます。

  • 習慣的にずっとしていること
  • 今していることを楽しむこと
  • 今していることをやめること
  • すでにしていたことを思い出すこと

これらの内容は、未来へ向かってこれから行動するのではなく、過去から続けていたことですね。そのため、動名詞は「過去思考」「マイナスイメージ」を持ちます。

不定詞は前置詞の後ろに置けない

動詞を変形させて名詞のような役割をする用法には、不定詞もあります。しかし、不定詞の場合は、前置詞の後ろに置くことができません。

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逆に言えば、前置詞の後ろに置く場合は必ず動名詞を取るということですね!


不定詞についてもっと知りたい方に向け、「不定詞の名詞的用法をわかりやすく解説!動名詞との違いや形式主語まですっきりわかる」という記事も用意しているので、ぜひ参考にしてください。

あわせて読みたい
不定詞の名詞的用法をわかりやすく解説!動名詞との違いや形式主語まですっきりわかる 「不定詞の名詞的用法ってどんなときに使うの?」「動名詞との違いがわからない」「不定詞の名詞的用法は形式主語を使うこともあるって聞いたけど、形式主語ってそもそ...

意味上の主語は前置詞と動名詞の間に入る

動名詞は状況により「意味上の主語」が必要となります。そもそも意味上の主語とはなにか、また、どのように使えばいいのか詳しく解説していきます。

動名詞の意味上の主語とは

動名詞は、動詞を変形させて名詞の働きができるようにしたものでした。

ここで、動詞も使い方を思い出してほしいのですが、動詞には必ず主語が必要でした。動名詞も、もともとは動詞だったものを変形させた形なので、主語が必要になります。これが、「意味上の主語」です。

My mother does not like me playing games. (私の母は、私がゲームをしているのが好きではない)

という文章では、全体の主語は my mother つまり、私の母です。ただし、playing games つまり、ゲームをしているのは私です。

このように、動名詞を使うと、動名詞を使っている部分の主語と全体の主語がねじれることがあります。

My mother does not like playing games. (私の母はゲームをするのが好きではない)

と書くと、自分でゲームをするのが好きではないという意味になり、伝えたかった内容と変わってしまいますよね。だからこそ、意味上の主語を入れて説明する必要があります。

なお、意味上の主語が必要ないのは、以下のときです。

  1. 文の主語と同じ
  2. 一般論
  3. 意味上の主語を伝えなくても明らかにわかる

2と3の場合について、例文で補足します。

2)一般論
Studying is important. (勉強することは大切です)

この文章では、あえて「誰が」を伝える必要がありません。一般的に、勉強は誰にでも大切と言いたいからです。

3)意味上の主語を伝えなくても明らかにわかる
His habit is running every morning.(彼の習慣は、毎朝走ることです)

この文章の場合、主語は his habit (彼の習慣)です。だから、後ろの動名詞の主語は当然「彼」と推測できます。当たり前に理解できるからこそ、あえて意味上の主語を書く必要ありません。

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どれも、あえて説明する必要がないから省略している、と理解するとわかりやすいはずです!

前置詞の直後に置く動名詞の意味上の主語の位置

意味上の主語は、必ず動名詞の直前に起きます。

I don’t mind my students asking questions. (私の生徒が質問しても気にしません)

の文章では、ask の主語になる my students を前に置いています。

I was charmed by his singing voice. (私は彼の歌声に魅了された)

という文章も同様です。意味上の主語は動名詞の直前というルールを採用して、前置詞+動名詞の形を取る場合は、前置詞+意味上の主語+動名詞の語順になります。

なお、意味上の主語は原則、所有格を使います。動名詞は名詞の役割をするものだからです。

ただし、他動詞と前置詞の後ろにくっつく場合、目的格を使うのも許されています。他動詞の後ろは目的格がつくというルールに引っ張られるからです。余裕がある方は、こちらも覚えておきましょう。

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基本は所有格なので、まずは「意味上の主語は所有格」と覚えてしまっても大丈夫です!

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前置詞+動名詞の頻出表現10選

ここからは、前置詞+動名詞の形で使う、頻出表現を押さえていきましょう。

  1. be used to 慣れている
  2. be good at 得意である
  3. be poor at 苦手である
  4. be interested in 〜に興味がある
  5. be proud of 〜を誇りに思っている
  6. look forward to  楽しみに待つ
  7. object to 〜に反対する
  8. take to 〜が習慣になる
  9. when it comes to 〜に関していえば
  10. on ~ing 〜するやいなや

すべて例文をつけて紹介します。ぜひここで使い方を覚えてしまいましょう。

1. be used to 慣れている

be used to は「慣れている」という表現です。

Nancy is used to taking care of children. (ナンシーは子供の世話に慣れている)

2. be good at 得意である

be good at は「得意である」という表現です。

He is good at making cookies. (彼はクッキーを作るのが得意だ)

3. be poor at 苦手である

be poor at は「苦手である」という表現です。

I’m poor at writing letters. (手紙を書くのは苦手なんです)

ちなみに、苦手であることを伝える表現には、be bad at もあります。

I am bad at swimming in the river. (川で泳ぐのが苦手です)

be bad at のほうがより苦手なニュアンスになり、全然できないといった表現になります。be poor at はできるけど下手、といったニュアンスです。

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手紙を書くことはできるけど、時間がかかって苦手というニュアンスから、最初の文章は be poor at を使うほうが自然です。

4. be interested in 〜に興味がある

be interested in は「興味がある」という表現です。

I am interested in hunting animals. (私は動物を狩猟することに興味がある)

5. be proud of 〜を誇りに思っている

be proud of は「〜を誇りに思う」という表現です。

I am proud of having won that game. (あの試合に勝てたことを誇りに思った)

ちなみに、上の例文の動名詞が having won と現在完了形になっているのは、時制のズレを表すため。過去、試合に勝ったことを今誇りに思っている、と時間差があるからこそ現在完了を用いているんですね。

6. look forward to 楽しみに待つ

look forward to は「楽しみに待つ」という表現です。toは不定詞ではなく前置詞なので、必ず動名詞を使いましょう。

I am looking forward to seeing you. (お会いできるのを楽しみにしています)

は日常でもよく使う表現です。

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look forward to ~ing のかたちは試験でも頻出です! ぜひ覚えておきましょう。

7. object to 〜に反対する

object to は「〜に反対する」という意味で、こちらの to も前置詞。後ろには名詞・動名詞が続きます。

My father objects to my mother working part-time. (私の父は、母がパートで働くのに反対しています)

8. take to 〜が習慣になる

take to に動名詞を続けると、「〜が習慣になる」「〜するようになる」という意味になります。

During the busy season, staff members take to working overtime. (繁忙期には、スタッフの残業が習慣になる)

9. when it comes to 〜に関していえば

when it comes to は、「〜に関して言えば」「〜のことになると」という意味です。

She often fights with him when it comes to cleaning her room. (部屋の掃除のことになると、彼女は彼とよく喧嘩になる)

when it comes to は、カジュアルな会話でよく使われる表現です。もう少しフォーマルなビジネスシーンやメールの場面では、with regard to が使われます。

10. on ~ing 〜するやいなや

on ~ing で「〜するとすぐに」「〜するやいなや」という表現になります。

On getting home, Tom told his mother. (家に帰るとすぐに、トムはお母さんに話しかけた)

on ~ing は as soon as とも言い換えられます。

As soon as Tom got home, he told his mother.

でも同じ意味です。

動名詞前の前置詞 in が省略されるパターン

最後に、動名詞の前の in が省略されるパターンも紹介します。

以下の表現は、in がなくても意味が伝わるため、しばしば in が省略されます。

  1. have difficulty (in) ~ing 〜するのに苦労する
  2. spend A (in) ~ing 〜するのにAを使う
  3. be busy (in) ~ing 〜するのに忙しい
  4. be late (in) ~ing 〜するのが遅くなる

こちらもあわせて覚えてしまいましょう。

1. have difficulty (in) ~ing 〜するのに苦労する

have difficulty (in) ~ing で、「〜するのに苦労する」という意味です。

I always have difficulty getting him to understand. (彼に理解してもらうのに、いつも苦労しています)

なお、have no difficulty in ~ing では、難なくできるという意味になります。

2. spend A (in) ~ing 〜するのにAを使う

spend A (in) ~ing は、「〜するのにAを使う」という表現です。

I spent the money buying a car. (私は車を買うのにお金を使いました)

3. be busy (in) ~ing 〜するのに忙しい

be busy (in) ~ing は、「〜するのにAを使う」という表現です。

He is busy practicing his presentation. (彼はプレゼンテーションの練習をするのに忙しい)

4. be late (in) ~ing 〜するのが遅い

be late (in) ~ing は、「~するのが遅い」という表現です。

I was late preparing for the meeting. (会議を準備するのが遅くなった)

この記事では、前置詞の後ろに動名詞が続くパターンやその使い方、慣用表現を解説してきました。

動名詞が名詞であること、そしてもともと動詞だったものが変形しているので動詞の性質を残すことを理解すればすんなり理解できるはずです。

たくさんある慣用表現は、ぜひ英会話や英作文で使いながらマスターしてください。

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