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現在完了進行形・過去完了進行形の苦手を克服!イメージから使える動詞までこれでマスター

「現在完了進行形がどうしてもわからない」
「過去完了進行形・未来完了進行形はイメージがまったくできない」
「完了進行形って、いつ使うの?会話で使える気がしないんだけど…」

進行形と完了形が組み合わされた完了進行形は、苦手意識を持つ方も多い単元です。具体的なイメージがつきにくく、いつ使えばいいのだろうという疑問もあるでしょう。さらに、過去完了進行形・未来完了進行形と時制が変わると、もうさっぱりお手上げかもしれません。

完了進行形の作り方を丸暗記するだけでは、使える英語にはなりません。しかし、完了進行形の持つイメージさえ理解すれば、スッキリと知識が整理され、英会話や英作文でも活用できるようになります。

そこでこの記事では、数多くの方の英語学習をサポートしてきた講師の僕が、完了進行形について徹底的に解説します。ぜひこの記事を参考に、完了進行形の本質を理解して使いこなせるようになりましょう。

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目次

完了進行形は連続した動作を強調する

完了進行形は名前のとおり、完了形と進行形がくっついた形です。完了形で have +過去分詞と、進行形の be + ing をくっつけて、have been(beの過去分詞)+ingの順番に並べます。

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2つの用法が組み合わされることで、「ずっと連続した動作をしている」という意味を強調しています。

I have been cleaning my room since last night.(昨夜からずっと部屋を掃除しているんだよ)

という例文では、昨日の状態が継続していて、今もなお、掃除していることがわかります。

完了進行形を理解するためには、完了形・進行形それぞれのイメージを理解する必要があります。まずは、それぞれ復習していきましょう。

完了形とは

完了形は、話をしている時点より前に起きている出来事が何かしら影響していることを遠回しに伝える用法です。例文を見てみましょう。

Can you make the meeting? (会議に間に合いそう?)
Sorry. I have overslept! (ごめん!寝坊した!)

このケースでは、寝坊した結果会議に遅刻することを遠回しに伝えています。

寝坊は過去のことを指しますが、これによって今の予定に影響していて遅刻しそうであるから完了形を使っているのです。

もう1つ例文を見てみましょう。

When I met him, I had been in Japan for 10 years. (彼に出会ったとき、私は日本に来て10年経っていた)

このように、ある一時点の情報の出来事があとに影響するという間接的なメッセージを伝えるのが完了形です。

進行形とは

進行形は、すぐに始めたりやめたりできる一時的な状態を表すのに用います。

I am dancing in the park. (公園で踊っているところです)

という文章では、いつでもやめることができ、一時的に踊っていることを示しています。そのため know のような状態動詞では基本的に使えません。

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一時的に知っていたりわからなくなったりするという状況はよくわかりませんよね!

ただし、状態動詞でも、一時的なニュアンスを持つ場合は進行形を取れます。

I’m living in Tokyo.(私は東京に住んでいます)

このケースでは、一時的に東京に住んでいることを示しています。本当の住まいはほかのところにあるけれど、長期の研修や単身赴任で今だけ東京に住んでいるイメージです。

これら、完了形と進行形が組み合わさったからこそ、完了進行形は「前から話をしている時点までずっと続けている」ということを強調しているニュアンスがあります。

時制の異なる完了進行形の違いを解説

完了進行形は、時制にあわせて使えます。

  • 現在完了進行形
  • 過去完了進行形
  • 未来完了進行形

それぞれについて、違いを見ていきましょう。 

現在完了進行形

現在完了進行形は、過去から今に向けてずっと動作が継続していることを示します。現在完了形に比べると、継続のニュアンスが強調されているのが特徴です。

He’s been producing results with this team for two years. (彼はこのチームで2年間結果を出し続けているんだよ)

この場合、今後もまだまだ勢いが続きそうなニュアンスが含まれます。

また、動作が進行中であったものの、その余韻が今に影響している場合にも使えます。

We’ve been running for an hour. (1時間もずっと走り続けているんだよ!)

は、もうずっとやっていて疲れた、うんざりだと言った気持ちが乗せられた表現です。現在完了進行形を選ぶことで、感情がしっかりと伝わってきます。

なお、現在完了進行形は継続の用法でしか用いられません経験・結果・完了の意味を伝える場合は、現在完了形を使いましょう。

例文を見ながらもっと現在完了進行形について理解を深めたいと言う方は、「【例文でわかる】現在完了進行形の意味・使い方を徹底解説!完了形・進行形との違いまで詳しく紹介」の記事もご覧ください。

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過去完了進行形

過去完了進行形は、現在完了進行形の起点がずれただけです。 ある時点から振り返って、そこまで過去から継続している動作に使えます。

When I found the station, I had been getting lost for two hours. (駅を見つけたときには、すでに2時間も迷っていたんだ)

この文では、駅を見つけたというタイミングから過去を振り返っています。そして、そこまで2時間もずっと迷い続けていたと動作を継続したことを示していますね。

駅はすでに見つかっていて、すでに過去の話をしているので、過去完了形が使われています。

未来完了進行形

未来完了進行形は、動作の起点を未来に移しただけ。継続の意味を強調し、また、話の焦点になっている時点以降も続く可能性がある場合に用いられます。

I’ll have been taking care of the kids for 10 hours when you get back. You can at least cook dinner. (あなたが帰ってくるまでには、10時間は子供の世話をしているんだから。夕食くらい作ってよ。)

のように、未来のある時点までに続いていそうな動作を強調するのに使われる表現です。

ちなみに、未来完了進行形はイメージが複雑になることもあり、日常会話に置いて使用は稀です。「こんな表現もあるんだな」くらいで理解しておきましょう。

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完了進行形に状態動詞は使えない?理由を詳しく解説

完了進行形は、動作動詞だけに用いられ、状態動詞には使えません。

動作動詞:動作や行動を表す動詞 (例 run, walk, eatなど)
状態動詞:所属や考え方など状態を表す動詞 (例 think, like, belongなど)

このまま丸暗記しても良いのですが、理由も説明していきます。もっとすんなり、なぜ動作動詞が使われるのか理解できるはずです。

そもそも進行形は、一時的で、いつでも始めたりやめたりできること状態を示すために用いられると説明しました。そのため、基本的に動作動詞が使われます。

状態動詞が使えるのは、2つのパターンだけです。

  • その状態が一時的であることを強調するとき
  • 変化を表すとき

He is being selfish. (彼は今わがままに振る舞っている)

という文章ならば、普段はわがままな性格ではなくて、今だけ自分勝手にふるまっているというニュアンス。一時的であるとあえて伝えたいからこそ進行形を使っています。

I’m loving it! (今まさに好きになってきているよ)

は、好きと言う気持ちに今まさに変化が出てきているから、進行形が選ばれています。

ここで、完了形のニュアンスを振り返ってみましょう。完了形は過去から起きていることが現時点で影響していることを示す表現です。特に継続の意味で用いられる場合は、ずっと続いているイメージを伝えられます。

この、完了形が持つずっと続いているイメージと、状態動詞の進行形が持つ、一時的であったり、まさに変化していたりするイメージは相反するもの。相性が悪いため、状態動詞を完了進行形にすることはできません。

現在完了進行形につくforは期間・sinceは起点

現在完了進行形は、前置詞 for と since によく結び付きます。

for は数字と一緒に使って、since は数字以外に使うと覚えている人がいますが、これは間違いです。since の後ろに数字が来ることもあります。

ここで、for と since の違いをしっかりと理解しましょう。まずは、2つの違いを示した図をご覧ください。

for は範囲のイメージで、since は動作の起点を示すイメージです。例文を用いて、もう少し詳しく解説していきます。

現在完了進行形につくfor

現在完了進行形にくっつく for は、ある状態が続いた幅を表す表現です。最も使われるのが、期間を伝えるとき。

He has been sleeping for eight hours. (彼は8時間寝続けている)

この文章では、8時間という幅で、寝るという動作を続けていたことを示しています。そのほか、幅のイメージから、範囲を伝えるのにも使えます。

I have been running for 2 km. (私は2kmも走ってきている)

走るという動作を続けているのが2kmという幅だから、こちらも for が使われました。

このように、期間や範囲といった動作が及んでいた幅を表すのが for です。

現在完了進行形につくsince

現在完了進行形にくっつく since は、動作の起点を表す表現です。

It has been raining since 3:00. (3時からずっと雨が降ってるよ)

という表現では、雨が降った開始時点を示すから since。例文でもわかるように、数字を使った表現だとしても、それが動作の起点なら since で表せます。

なお、since は前置詞として名詞の前に置かれるだけではありません。後ろに文章を続けて、接続詞としても使えます。

He’s been eating since he woke up. (彼は起きてからずっと食べ続けているんだ)

という例文では、食べる動作を始めた起点を he woke up という文章で補足説明しているため、接続詞の since が使われています。

完了進行形は、ある時点から継続している動作を強調するのに使われる表現です。過去完了進行形・未来完了進行形も、話をするタイミングがずれただけなので、まずは現在完了進行形の持つイメージをしっかりと理解しましょう。

動作動詞にしか用いることができない理由や、for と since の使い分け方まで理解できれば、バッチリです。ぜひ何度も復習して、しっかりと内容を身につけてください。

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