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【もう悩まない】不定詞の形容詞的用法は名詞を修飾!注意すべき用法やよくある疑問も解決

「不定詞の形容詞的用法ってどんなもの?」
「副詞的用法との違いがわからない」
「形容詞的用法はどんな使い方をするの?」

不定詞には3つの用法があり、具体的な違いで悩んでいる方も多いのではないでしょうか?形容詞もよくわからないのに、「形容詞的用法」なんて言われてしまってはもうお手上げという方もいるでしょう。

しかし、安心してください。形容詞的用法は、基本を押さえてしまえばそれほど難しくありません副詞的用法に比べると意味も少ないからです。この記事でバッチリマスターしてしまいましょう!

  • 不定詞の形容詞的用法とはなにか
  • 3つのパターン
  • 副詞的用法との見分け方
  • 注意すべき用法

など、1記事で形容詞的用法をしっかり理解できるように情報をお届けします。不定詞への苦手意識を克服したい方は、ぜひ参考にしてください!

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目次

不定詞の形容詞的用法は名詞を修飾するもの

不定詞の形容詞的用法は、名詞を説明するために用いられるものです。ここでは、不定詞の理解が曖昧という方に向け、3つの用法をおさらいしていきます。

  1. 形容詞的用法
  2. 名詞的用法
  3. 副詞的用法

1. 形容詞的用法

不定詞の形容詞的用法は、名詞の説明を付け足すのに使われます。修飾するのは必ず直前にある名詞と決まっているので、意味を取るのもそう難しくありません。

We are surprised at her dream to become a novelist. (私たちは、小説家になりたいという彼女の夢に驚いた)

この文章では、彼女の夢の内容を to 以下で追加説明しています。

イングリッシュ おさる

彼女の夢に驚いたと聞いたら、「どんな夢?」と気になるはず。この情報を、後ろから追加説明してあげているんですね!

意味が漠然としているもの(名詞)を後ろから補ってあげるイメージを持てば、まずはOKです。

形容詞的用法で不定詞を用いる場合、必ず直前には名詞があるのが特徴です。

2. 名詞的用法

不定詞の名詞的用法は、その名前の通り、文の中で名詞の役割をします。つまり、文中で以下の3つの役割のどれかを果たします。

  • 主語
  • 目的語
  • 補語

「名詞と同じ役割」というものの、前置詞の後ろにおくことはできませんこれは、動名詞との違いにもなるので、しっかり理解しておきましょう。

不定詞の名詞的用法についてさらに詳しく知りたい方は、関連記事「不定詞の名詞的用法をわかりやすく解説!動名詞との違いや形式主語まですっきりわかる」もご覧ください。

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3. 副詞的用法

不定詞の副詞的用法は、名詞以外の語句や文を広く修飾できます。名詞の説明以外の役割をするもので、文の要素にならないものはすべて副詞的用法です。

He studied hard to pass the exam. (彼は試験に合格するために熱心に勉強した)

という文章では、to以下でなぜ勉強を頑張ったのか細かく説明しています。このように、文の中で伝えきれなかった情報を補うのに使うのが副詞的用法です。

副詞的用法は、「【ニガテを克服】不定詞の副詞的用法のポイント!7種類の意味やよく使う表現を例文付きで解説」で詳しく解説しています。

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形容詞的用法の3パターン

形容詞的用法はすべて名詞を説明するために使われますが、細かく分けると3つのパターンがあります。

  1. 修飾される名詞が不定詞の主語
  2. 修飾される名詞が不定詞・前置詞の目的語
  3. 不定詞が直前の名詞を説明

それぞれ例文付きで具体的に解説します。

1. 修飾される名詞が不定詞の主語になる

不定詞で修飾される名詞が、不定詞で説明されている文章の主語になる用法です。

 He was the first person to talk with me. (彼は私に話しかけた最初の人だ)

この文章では、to talk 以下が直前の名詞 the first personを説明しています。そして、the first person は不定詞の主語の役割も果たしています。

2. 修飾される名詞が不定詞・前置詞の目的語になる

修飾される名詞が、不定詞や前置詞の目的語になる場合もあります。

I have a lot of books to read. (私は読むための本をたくさん持っています)

この文は to read が直前の名詞 books を説明しています。そして、to不定詞の中身は目的語が欠けた状態になっています。この場合、不定詞の目的語と修飾される名詞が一致します。

イングリッシュ おさる

この文ならば、不定詞の目的語は books であることがわかりますね。

また、前置詞の目的語になることもあります。

I need something to write with. (私はなにか書くものがほしい)

to write with が説明しているのは、直前の名詞 something です。また、この something は前置詞 with の目的語の働きをしています。

なお、前置詞を省略しても誤解を生まない場合、その前置詞を省くこともあります。

3. 不定詞が直前の名詞を説明する(同格)

不定詞の文章が直前の名詞の主語や目的語にならず、具体的な内容を補足しているだけということもあります。

We made promise to meet again in ten years. (十年後に再会するという約束をした)

to meet 以下が約束の具体的な内容を補足説明しています。

イングリッシュ おさる

ちなみに、不定詞が直前の名詞の内容説明をしている用法を「同格」といいます。

同格の不定詞はどんな名詞にも使えるわけではありません。不定詞を伴う形容詞から派生した名詞に使われることが多いです。たとえば、形容詞 able から派生した ability は同格の不定詞を取れます。

不定詞の形容詞的用法と副詞的用法の見分け方

不定詞の形容詞的用法と副詞的用法の見分けがつかずに悩んでいる方もいるのではないでしょうか??ここでは、見分け方を解説した上で、練習問題を出していきます。解いて理解度をチェックしてみましょう。

不定詞の用法を見分ける2つのルール

不定詞は、2つのルールで用法を判別できます。

不定詞の用法の見分け方
  1. 直前に名詞が来ているか確認する
    名詞がなければ、副詞的用法と確定。
  2. 直前の名詞に関する説明をしているか確認する
    特に名詞を修飾しておらず説明していなければ副詞的用法。名詞の説明があれば形容詞的用法

文章の訳から見分けようとすると混乱するので、必ず文の形から判断してください。

実際に文を見分けてみましょう。

She worked hard to buy a house. (彼女は家を買うために熱心に働いた)

この文では、to 不定詞の直前にあるのが hard という副詞。名詞が直前に来ていないので、副詞的用法です。

もう一つ見てみましょう!

My father needs someone to look after him. (私の父は、世話をしてくれる人が必要である)

この文では、to look 以下が someone という名詞にかかっています。さらに、someone はto不定詞の意味上の主語になるため、これは形容詞的用法です。

不定詞の形容詞的用法を見分ける練習問題

それでは、不定詞の用法を見分ける練習問題に挑戦してみましょう。それぞれ、どの用法になっているか理解度をチェックしてみてください。

問題1
I practiced my dribbling to win the game.(私は試合に勝つためにドリブルを練習した)

問題2
Kyoto has many tourist attractions to visit.(京都には訪れるべき観光地がたくさんある)

問題3
I went to the station to meet him.(私は彼に会うために駅に行った)

答えは以下の通りです。

問題1
to不定詞の直前を見ると、名詞以外のものが続いています。また、to 以下は文の要素にはならないので、副詞的用法です。

問題2
to不定詞の直前が名詞なので、後ろの文との関係性を確認しましょう。to visit は直前の tourist attractions の説明をしているため、形容詞的用法です。

問題3

to不定詞の直前が名詞なので、後ろの文との関係性を確認しましょう。to meet 以下の部分は、station の説明にはなっていないので、副詞的用法です。

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不定詞の形容詞的用法で注意すべき用法

ここからは、不定詞の形容詞的用法で注意すべき内容を2つ解説します。

  • 〜thingに形容詞を付けるときは不定詞の前に置く
  • 否定文や疑問文ではanyを使う

それぞれチェックしてみてください!

〜thingに形容詞を付けるときは不定詞の前に置く

something、anything に形容詞を付けるときは、不定詞の前に置きます。

I need something cold to drink. (私はなにか冷たい飲み物がほしい)

のようになれば正解です!

イングリッシュ おさる

不定詞の並び替えで頻出の表現なので、ぜひ覚えておいてください!

否定文や疑問文ではanyを使う

不定詞に限ったことではありませんが、some がついている言葉は否定文や疑問文で any に変わります。

There is someone to play with. (一緒に遊ぶ人がいる)
Is there anyone to play with? (誰か一緒に遊べますか?)

不定詞の形容詞的用法では something , someone など、some の入った単語を使うケースが多いので、しっかりおさえておきましょう。

なお、否定文の場合は、any の代わりに no をつけることもできます。例文でおさえてきましょう。

I don’t have anything to do. (私はやることが何もない) 
I have nothing to do. (私はやることが何もない)

【応用編】不定詞の形容詞的用法で補語になる

不定詞の形容詞的用法は、補語として使うことも可能です。

She is beautiful. (彼女は美しい)

という文章で、beautiful は形容詞です。この beautiful の代わりに不定詞をとることもできます。例文を確認しましょう。

The student seems to be fine. (その学生は元気そうに見える)
The chlid appeared to be sad. (子供は悲しそうだった)

なお、補語が何かと疑問に思っている方に向け、「【これでわかる】第二文型のわからないを解決!文型を理解するメリットもあわせて解説」の記事で詳しく解説しています。

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分詞や動名詞と不定詞の形容詞的用法の使い分けや違いは?

不定詞と似た文法に動名詞があります。また、名詞を修飾するものとして分詞を習った方もいるでしょう。使い分け方を疑問に思うのもわかります。

まず、動名詞は形容詞的用法に使われることがありません。動「名詞」という名前のとおり、必ず名詞として使われるからです。つまり、不定詞の形容詞的用法の内容を動名詞に書き換えることはできません

また、分詞と不定詞には、ニュアンスの違いがあります。

  • 不定詞:これから先にすることを伝える
  • 分詞:実際に今していることを伝える

違いを具体的に解説します。

不定詞は未来の可能性を示す

不定詞は、可能性があることやこれから先にすべきことを示します。これは、不定詞に付く to のイメージが影響しています。

to のイメージは、「目的地に向かって到達する」というもの。このゴールに向かうイメージに引っ張られ、「これから先」というニュアンスになります。

分詞は実際の状態や行動を示す

分詞は、今実際に起きている状態や行動を表します。

現在分詞は 〜ing という形になりますよね。〜ing で思いつく形といえば、進行形。このイメージに引っ張られて、今まさに起きているというニュアンスを持ちます。

不定詞と分詞の形容詞的用法の違いを例文で比較

それでは、不定詞と分詞のニュアンスの違いを例文で比較しましょう。

the lady taking care of the baby (子供の面倒を実際にみている女性)
the lady to take care of the baby(子供の面倒をみてくれそうな女性)

上は分詞を使っているので、今実際に子どもの面倒を見ていることがわかります。一方で、不定詞の方は、これから面倒を見てくれそうな女性というニュアンスになります。

a book published last year(去年実際に発売された本)
a book to be published next year(来年出版される予定の本)

こちらもわかりやすい例です。すでに発売されている場合は分詞、まだ発売されていない準備中の内容は不定詞と使い分けます。

不定詞の形容詞的用法で前置詞を残す理由

不定詞の形容詞的用法で、文末に前置詞が残るのが気になる方もいるのではないでしょうか?

これは、不定詞の形容詞的用法に「修飾される名詞が前置詞の目的語になるとき、不定詞の目的語と修飾する名詞が同じ場合は目的語を省略できる」というルールがあるから。

文章ではわかりにくいので例文で確認しましょう。

I need a pen to write with. (私は書くためのペンが必要だ)

の文で、write 以下を完全な文に直すと、to write with ( a pen ) になります。すると、不定詞で修飾している a pen が2回ダブってしまうので、後ろの a pen を省略しています。

I have a lot of friends to talk with (friends) . (私は話すための友達がたくさんいる)

この文でも to talk with つまり、話をするのは友達です。すると、直前と内容がかぶるので省略しているのです。一方で、前置詞は直前についていないので省略できません。

もともとあるべき目的語が省略された結果、前置詞だけが残って見えるのです。目的語を戻したときに文として成立しないといけないため、文意が明らかに伝わる場合を除き、基本的に前置詞の省略はできません。

不定詞の形容詞的用法をマスターする練習問題

それでは最後に、不定詞の形容詞的用法の復習に、英作文をしてみましょう。

穴埋めしてみよう!

問題1:私は住むための大きな家がほしい。

___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___.

穴埋めしてみよう!

問題2:なにか温かい食べ物をください。

Please give me ___ ___ ___ ___.

答えは次のとおりです。

1: I want a big house to live in.
2: Please give me something hot to eat.

しっかり回答できたでしょうか?

不定詞の形容詞的用法は名詞を修飾する表現です。修飾される名詞は直前にあるので、慣れてしまえば難しくないはず!しっかり使いこなしていきましょう!

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