【暗記力向上】英単語を覚えられない7つの理由！正しい勉強方法で苦手を完全克服

「英単語がどうしても覚えられない…」
「効率よく覚えられる方法を教えてほしい！」
「定着させるコツも知りたい！」

間違った勉強方法で突き進んでいると、いつまでたっても英単語は覚えられません。

そこでこの記事では、英語系YouTuberとして40万人の登録者を超えた僕が、以下の内容を解説します。

• 英単語を覚えられない理由
• 英単語を覚えられない人が実践すべき暗記術
• 記憶に定着させる勉強方法
• 英単語を覚えられない人におすすめなアプリ

これから解説する暗記術や勉強方法を試すことで、英単語を効率よく覚えられるようになります。勉強の効率が飛躍的にアップし、学校の試験や資格取得で有利になること間違いなしです！

英単語が覚えられず悩んでいる人は、ぜひ英単語の学習方法を見直して、覚えるだけでなく定着させられるようになりましょう。

英単語を覚えられない7つの理由

1. 丸暗記している
2. 単語の意味すべてを個別に覚えようとしている
3. 自分のレベルに合っていない単語帳を選んでいる
4. 目で見るだけで覚えようとしている
5. 覚えていない単語だけを復習している
6. 細かいニュアンスにこだわりすぎている
7. 単純にインプットの量が不足している

ひとつでも当てはまっている場合は、すぐに改善するように心がけてみてください。

1.丸暗記している

英単語には、さまざまな意味や文脈があります。いっぺんに丸暗記しようとしても、頭に入らないことがほとんどです！

特に注意すべきは、ノートにひたすら単語を書き写して覚えようとする勉強方法。書くことが目的となるため思考停止になりやすく、情報をノートに移動しているだけの作業になってしまいます。

日本語訳と一緒に、発音記号やスペルなども一緒に覚えてみてください。例文や関連語などと照らし合わせながらイメージしてみるのも効果的でしょう。

2.複数の意味で覚えようとしている

たとえば develop という単語であれば、もともとあったものが少しずつ育つイメージがあります。実際に develop には、以下のような意味があります。

どれも「もともとあったものが少しずつ育つ」というイメージに結び付いていますよね。

単語学習をする際はひとつイメージを覚えて、複数の意味に対応できるようにしてみてください。

3.自分のレベルに合っていない単語帳を選んでいる

自分のレベルに合っていない単語帳を選ぶと、一向に覚えられません。

試験のレベルや目標点数を基準にする、もしくは本屋でレベル感を確かめて自分に合った単語帳を選びましょう！

先に自分がどの程度の英語力を持っているのか知っておくと、選びやすくなります。適当に単語帳を選ぶと後悔してしまうケースが多いので、慎重に吟味して購入しましょう。

4.目で見るだけで覚えようとしている

目で見るだけの学習方法も、覚えたつもりになっているだけで記憶に残りません。視覚だけに頼るのではなく発声したり、耳から聞いたりする学習方法がおすすめです。

With a red umbrella in hand, she walked in the rain.（赤い傘を手に、彼女は雨の中を歩いた）

スペルを間違えず書けるようになることも重要ですが、まずは単語を見てすぐに読み方や意味が思い出せる状態になることを目指しましょう。何度も繰り返し学習することで、自然とスペルも覚えられます。

5.覚えていない単語だけを復習している

覚えられない理由のひとつに、覚えられていない英単語だけをピックアップしてその単語だけ復習する学習方法があります。

効率的な学習方法に思えますが、覚えたと思った英単語を思い出す機会が減り、その単語もどんどん忘れていってしまう可能性があります。

思い出す頻度が少ないと英単語は定着しません。また一から覚えるのでは効率が悪いので、覚えている単語でも復習し、思い出す機会を作りましょう。

6.細かいニュアンスにこだわりすぎている

似ている英単語でも細かいニュアンスの違いがありますが、こだわりすぎると学習効率が大きく落ちてしまいます。

まずは大まかな意味をつかんでおけば、試験でも問題なく使えるようになります。細かいニュアンスは単語帳を何周もする中で、少しずつ覚えていけば問題ありません。

7.単純にインプットの量が不足している

少ない単語数をじっくり時間をかけて覚えるのは、たいへん非効率な学習方法です。単語を覚えるコツは、何度も繰り返すことにあります。

1日100単語、200単語と暗記量を増やしていき、何回も繰り返すほうが最終的な暗記量は多くなります。まずは数をこなして大まかに学んでいき、どうしても覚えられない単語があれば集中的に覚えていく方が効率的です。

英単語を覚えられない人が実践すべき5つの暗記術

英単語を覚えられない人は、以下の暗記術を試してみてください。

1. 短い頻度で復習する
2. 目的によって暗記方法を変える
3. 少しずつ負荷をかける
4. 接頭辞・語根・接尾辞を攻略する
5. 画像を使って覚える

どうしても覚えられない英単語にのみ、使用することをおすすめします。コツを理解したうえで、日々の学習に取り組んでみてみましょう。

なお、これから紹介する暗記術は、関連動画「【英単語暗記】25000単語暗記した最強暗記術７選！！」で詳しく解説しています。動画でサクッと学習したい人は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

1.短い頻度で復習する

ひとつの単語学習に時間をかけるのではなく、短い頻度で何度も復習してみましょう。

複数の意味がある英単語でも、何周もするうちに覚えられます。時間をかけて覚えるのではなく、短時間で覚える回数を増やしていきましょう。

節約した時間は他の単語学習だけではなく、文法や長文の学習に充てられます。総合的な英語力を伸ばしたいと思っている人は、単語学習に時間をかけすぎないようにしてください。

2.目的によって暗記方法を変える

目的によって暗記方法を使い分けないと、多くの時間を無駄にしてしまいます。

難関単語まで英作文をしていると、文法や長文に割く勉強時間がなくなってしまいます。

英作文や語源の検索は基礎単語のみにして、難関単語は意味を覚えることに比重を置きましょう！

3.少しずつ負荷をかける

英単語を覚え始めた段階で、例文や用法まで覚えようとするとパンクします。

筋トレと同じで、初心者の頃から無理をしてしまうと上手くいきません。単語帳を何周もする中で覚えられていない部分を覚えていき、少しずつ負荷をかけて学習を進めてみてください。

4.接頭辞・語根・接尾辞を攻略する

接頭辞・語根・接尾辞は、日本語でいう漢字のへんやつくりといった部首に似ています。代表的なものを覚えるだけで、覚えるスピードが圧倒的に早くなるのがメリットです。

たとえば「export：輸出」であれば「ex：外」と「port：港」の組み合わせであり「港の外に出す＝輸出」をあらわす単語であることが推測できます。

知らない単語が出てきた場合でも意味を推測できるので、接頭辞・語根・接尾辞を積極的に覚えましょう。

接頭辞・語根・接尾辞を本格的に攻略したいのであれば関連動画「【99%の人が知らない】英単語語源完全解説【接頭辞・語根・接尾辞】」がおすすめです。一本の動画で学習方法が理解できるので、ぜひ参考にしてみてください！

5.画像を使って覚える

自分で絵を描いたりGoogle画像検索をしてみたりすると、英単語とイメージが結び付くような画像を見つけられ、記憶として定着しやすくなります。

たとえば、以下のような画像やイラストをイメージするとよいでしょう。

単語帳を何周もする中でどうしても覚えられなかった単語のみ画像暗記を行い、効率的な学習を継続してみてください。

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「英単語を覚えられない」からの脱却！記憶に定着させる6つの勉強方法

ここでは、記憶に定着させる以下の勉強方法6選を紹介します。

1. 隙間時間を有効活用する
2. コロケーション（単語同士のつながり）を意識する
3. テーマ別で覚える
4. 英作文を行う
5. 関連暗記を行う
6. テスト暗記をする

一時的に英単語を暗記するだけでなく、記憶にしっかりと定着させることで、学校のテストや資格試験にも役立たせることが可能です。ぜひ試してみてください。

1.隙間時間を有効活用する

通勤通学の移動中や、出かけているときにふと発生する待ち時間、休憩などの隙間時間を活用する方法です。数分、数十分であっても、合計すると数時間の勉強時間が確保できます。

復習する回数が増えることにもつながるため、定着しやすくなるでしょう。

たとえば「電車で移動するときは音声を聞きながら勉強する」「寝る前は必ず1つ英作文を作ってみる」などです。

隙間時間ができたときに、何の勉強をするか事前に決めておくとスムーズに学習に入れます。

2.コロケーション（単語同士のつながり）を意識する

コロケーション（単語の組み合わせ）を意識して語学を学ぶと、より自然な表現が身につきます。

たとえば、「薬を飲む」は英語で take medicine と表現します。「飲む」の一般的な訳語 drink は使いません。

なお、よく使われる基本動詞はその動詞が持つイメージを覚えておくと、意味を理解しやすくなったり、使い分けができたりします。関連動画「【完全イメージ化】基本動詞50選【総集編】」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

3.テーマ別で覚える

テーマごとに英単語を覚える方法です。

たとえば、「健康的な生活」というテーマの英文なら、exercise（運動）、nutrition（栄養）、sleep（睡眠）などの単語がよく出てきますよね。

テーマごとによく使われる英単語をまとめて学習することで、イメージが湧きやすくスムーズに覚えられます。

4.英作文を行う

英作文を行うと、実際の使い方が把握できます。

ただし、すべての単語で英作文をしていると時間を多く使ってしまいます。時間節約のために基礎単語に絞って、英作文の勉強を進めるように心がけてみてください。

5.関連暗記を行う

たとえば「取得する」という意味がある obtain であれば、同じような意味を持つ get と連想して覚えるイメージです。すでに覚えている単語と一緒に暗記すると、頭に残りやすくなります。

また、言い換えの能力も向上するので、英作文のスキルも高められるのがうれしいポイントです。初心者でも取り組みやすい学習方法なので、ぜひ実践してみましょう。

6.テスト暗記をする

普段の学習で、思い出せなかった単語にマークを付けてみてください。そして、できなかった単語だけをまとめて、テストしてみるのがおすすめです。

コツとして、寝る前に復習すると効率よく覚えられます。「なかなか覚えられない単語がある」と悩んでいる人にとって、効果的な学習方法です。

なお、英単語の学習方法については関連記事「【絶対NG】やってはいけない英単語帳の覚え方7選！短時間でも効果が出る暗記術10選を紹介」でも詳しく紹介しています。こちらもあわせて参考にしてみてください！

英単語を覚えられない人におすすめなアプリ3選

英単語を覚えられない人におすすめなアプリとして、以下の3つをピックアップしました。

1. mikan
2. Duolingo
3. 究極英単語

アプリ活用することで、スマホやタブレットでいつでも好きなタイミングで効率的に英単語を学習できます。それぞれの特徴について詳しく解説するので、ぜひ日常の英単語学習に取り入れてみてください。

さらに英単語学習アプリを見たい人は、関連記事「【厳選】英単語学習アプリおすすめ5選！選ぶ際のポイント・単語帳との機能比較まで解説」がおすすめです。アプリを選ぶ際のポイントも記載しているので、ぜひ参考にしてみてください！

1.mikan

引用：mikan

mikanは、ゲーム感覚で楽しめる単語学習アプリです！基礎的な単語から学習できるため、単語に自信がない人に特に向いています！

なお、App Store、Google Playのどちらでもダウンロード（インストール）可能です！単語学習のアウトプットまでできるので、普段の学習に活用してみてください。

2.Duolingo

引用：Duolingo

単語はもちろんリスニング・スピーキングも学べます！Google Playにも対応しているため、Androidユーザーも利用可能です。Apple Storeはこちらから。

また、画像を使ったイメージとあわせた問題も多く出題されます。記憶に定着しやすい形で単語を学べるので、効率的な学習が期待できるでしょう。

3.究極英単語

引用：究極英単語

究極英単語は忘却曲線理論に基づいた、復習を重視した効率学習ができる単語学習アプリです。画像イメージに基づいた学習もできるため、覚えやすくなります。

さらに連続記録、レベル、ポイント、アイテムなど、ゲーム感覚で学べるのも強みです。楽しく単語学習をしたい人は、App Storeはこちら、Google Playはこちらから、ダウンロードしてみてください。

英単語を攻略し英検合格を目指している人は、関連動画「【2024年最新】英検完全攻略【永久保存版】」もぜひチェックしてみてください！

英単語学習は丸暗記するだけでは、なかなか覚えられません。効率よく英単語を覚えたいのであれば、学習の工夫はもちろん、短期間での復習も意識してみてください。

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