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【これで一発】直接話法から間接話法への書き換え5ステップ!文の種類ごとや複文の場合も解説

「直接話法から間接話法への書き換えってどうやるんだろう」
「疑問文や命令文の場合の書き換え方法も気になる」
「問題で書き換えができるか確かめたい」

文法問題で出題されることある直接話法から間接話法への書き換え問題。同じ内容を説明していますが、両者はそれぞれ書き方が異なるので、手順を理解していないと減点されてしまいます。

イングリッシュ おさる

話法の書き換えができることで、英作文での表現の幅が広がりますよ!

当記事では、以下の内容を解説します。

  • 直接話法から間接話法への書き換え
  • 文の種類別の書き換え方法

理解度チェックとして問題も用意しているので、ぜひ最後まで読んで話法を書き換えられるようにしてみてください。

( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績

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目次

直接話法から間接話法への書き換え5ステップ

ここでは、直接話法から間接話法への書き換えの手順を紹介します。

  1. 主語の動詞を伝達動詞に変える
  2. セリフの前にthatを置く
  3. 代名詞を適切な形に変える
  4. 時制を整える
  5. その他の部分を変える

例文を使って解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1.主語の動詞を伝達動詞に変える

まず、直接話法の主節の動詞を間接話法に適したものに変えます。一般的には、tell や say が使われることが多いです。この際、時制は統一してください。

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直接話法で say to+人 が使われているときは tell+人 を使います!

例文で確認してみましょう。

直接話法:He said to me, “I will see you tomorrow.”
(彼は私に、明日私と会うだろうと言った)
間接話法:He told me ~

上記の通り、直接話法のsaidを間接話法ではtoldに書き換えています。これにより、間接話法の形に一歩近づくのです。

2.セリフの前にthatを置く

直接話法の被伝達部(引用符で囲まれるメッセージ部分)をthat節に変えます。thatを置くことで、セリフの部分とそれ以外を分けられるのです。

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“”で表記した部分の代わりにthatを置くことで、だいぶ間接話法に近づきますよ!

こちらも例文で確認してみてください。

直接話法:He said to me, “I will see you tomorrow.”
間接話法:He told me that

thatを置くことで、「””で表記した部分」がなくなりました。that節でセリフの部分を置き換えることで、より説明的な文章になるのです。

なお、that節の使い方については「【表現力UP】that節を例文つきで解説!よくある使い方5選&3つの疑問を練習問題で解消」で詳しく解説しています。that節がよく分からず、つまづいてしまう人も多いので、ぜひご確認ください。

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3.代名詞を適切な形に変える

続いて、被伝達部の中に使われる代名詞を適切な形に変えます。

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代名詞を変える必要があるのは、that節が直接話法の発言の引用部分に当たるからです!

ここで、代名詞が指す対象に注意をおく必要があります。間接話法は伝達者の言葉で伝えるので「彼は彼が…だと言った」に変更しなければ、対象が変わってしまうからです。

直接話法:He said to me, “I will see you tomorrow.”
間接話法:He told me that he

直接話法ではIだった部分が間接話法ではheに変わりました。これで「彼は、彼が〜であると私に伝えた」という間接話法の形にグッと近づくのです。

4.時制を整える

続いて、被伝達部の動詞の時制を適切な形に変えます。話法の書き換えで時制を変更する理由は、直接話法では未来のこととして話していても、発言自体は過去にされたものである場合があるからです。

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例えば、「『明日学校に行く』と昨日言った」の場合だと、発言部分は過去にされたものとして扱う必要があります!

例文の場合は、助動詞willを過去形のwouldに変更しています。ぜひ確認してみてください。

直接話法:He said to me, “I will see you tomorrow.”
間接話法:He told me that he would see ~

彼の発言自体が過去のものなので、その時点の未来のこととしてwouldを使います。時制を揃えることで、いつの発言なのか分かりやすくなるのです。

5.その他の部分を変える

ここまでできたら、ほとんど完成ですが、あとひとつ忘れてはいけないことがあります。それは、文中の各要素を間接話法として適切な形に変更することです。

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例えば下の例文の場合は、発言が過去のものであるため、「明日」を「次の日」に変えなければなりません!

ステップ4まできていても、ここを忘れて減点されてしまうことがあるので、忘れないように意識してみてください。

直接話法:He said to me, “I will see you tomorrow.”
間接話法:He told me that he would see you the next day.
(彼は私に、明日私と会うだろうと言った)

4.で時制を整えたのに合わせて、直接話法のtomorrowを間接話法ではthe next dayに書き換えます。こうすることで、時制を統一している間接話法でも、いつのことを指しているのか分かりやすくなるのです。

【文の種類別】直接話法から間接話法に書き換える方法

ここでは、文の種類別に話法の書き換え方を紹介します。

  • 平叙文
  • 疑問詞のない疑問文
  • 疑問詞のある疑問文
  • 提案・依頼を表す文
  • 命令文
  • 感嘆・祈願文

どんなタイプの文章が来ても対応できるよう、確認してみてください。

平叙文 

例文で紹介した通りですが、平叙文の書き換えは比較的シンプル。先ほども触れましたが、直接話法で say to+人 が使われている場合、間接話法に転換する際は tell+人 に変更するのがポイントです。

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平叙文が全てのタイプの書き換えの基本になるので、ここはしっかり押さえておいてください!

tellを使う場合は、tell +人+thatになります。that節に被伝達部を含めましょう。

直接話法:She said, “I’m going to skip school tomorrow.”
間接話法:She told that she was going to skip school the next day.
(「明日、私は学校を休むつもりです」と彼女は言った)

こちらの例文ではtell+thatの形になっていますが、thatの後にセリフの内容が続いています。このように平叙文の場合はtellやsayの後にthatが来て、セリフの内容を説明するのです。

疑問詞のない疑問文

疑問詞のない疑問文とは、YesかNoで答えられる文章のこと。疑問詞のない疑問文の場合は、if や whether を使って「〜かどうか」に変えます。

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if は仮定法だけでなく、「〜かどうか」という形で使われることは多いです。ここで覚えておきましょう!

直接話法:He said to me, “Are you going to the party tonight?”
間接話法:He asked me if I was going to the party that night.
(彼は私に「今夜パーティーにいくの?」と尋ねた)

 例文でも、ifを使うことで、「パーティーに行くのかどうか」という疑問文になっています。このように、ifやwhetherを使うことで、YesかNoで答えられる疑問文を作れるのです。

疑問詞のある疑問文

what・why・whereなどのwhから始まる疑問詞は、疑問詞をそのまま使います。語順は疑問詞+主語+動詞です。

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what・why・whereを使った例文を用意しますので、確認してみてください!

直接話法:She said, “What are you doing here?”
間接話法:She asked what I was doing there.
(彼女は「ここで何をしているの?」と尋ねた)

直接話法:He said, “Why did you miss the meeting?”
間接話法:He asked why I had missed the meeting.
(彼は「なぜ会議を欠席したのか」と尋ねた)

直接話法:She said, “Where are you going?”
間接話法:She asked where I was going.
(彼女は「どこに行くの?」と尋ねた)

上記の例文はそれぞれ疑問詞が異なりますが、疑問詞+主語+動詞の形になっています。このように、疑問詞のある疑問文はthat節の代わりに疑問詞を置くことで、主語+動詞にすることで間接話法にできるのです。

提案・依頼を表す文

提案・依頼を表す文といっても、疑問詞のない疑問文と形は同じです!

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ただ、その内容が提案や依頼を表すことがある場合は、書き方が異なります。

提案・依頼の意味の文の場合は、to不定詞を使って文を続けます。例文で確認してみましょう。

直接話法:He said to me, “Could you pass me the salt?”
間接話法:He asked me to pass him the salt.
(彼は「塩を取ってくれますか」と言った)

例文のように、to不定詞のあとに動詞の原型が来ることで、誰にどんな内容を提案・依頼しているか表現できるのです。

命令文

命令文も先ほどの提案・依頼を表す文のように、被伝達部の動詞をto不定詞に変更します。語順は、tell+人+to+doです。

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“~”の部分の文頭に please が加わると、「〜してください」といった形の少し柔らかい表現になります!

直接話法:She said to me, “Close the door behind you.”
間接話法:She told me to close the door behind me.
(彼女は「後ろのドアを閉めて」と言った)

例文も、toldの後に人が続き、to不定詞の後に動詞の原型が来ることで命令文の形になります。ちなみに、Let’s から始まる直接話法を間接話法に書き換える場合、動詞は suggest です。

感嘆・祈願文

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感嘆文では疑問詞をそのまま使い、祈願文ではto不定詞を使います!

感嘆文の語順は、What+(a[an]+)形容詞+名詞+S+V もしくは How+形容詞[副詞]+S+V です。間接話法でも直接話法でも語順は同じなので、時制に気をつけましょう。一方、祈願文ではto不定詞を使って内容を説明します。

それぞれ例文で確認してみてください。

直接話法:He said, “What a beautiful sunset it is!”
間接話法:He exclaimed what a beautiful sunset it was.
(彼は「なんて美しい夕日だ」と言った)

直接話法:She said, “May you find peace and happiness.”
間接話法:She prayed for me to find peace and happiness.
(彼女は「あなたが平和と幸福を見つけられますように」と祈った)

上の文章はwhatの後に形容詞のbeautifulと名詞のsunsetが続き、it isが末尾に来ることで「なんて〜だろう」という感嘆文になっています。下の祈願文は、prayの後に祈りの対象である私、その後に祈りの内容という語順です。

このように、文のタイプごとの語順を押さえることで、直接話法から間接話法の書き換えができるのです。

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直接話法から間接話法への書き換えの理解度チェック

ここまでの内容を理解できているか、最後に例題で理解度を確認しましょう。
問題は、全部で3問です。

【問題】以下の文をそれぞれ直接話法から間接話法への書き換えてください。
1.She asked, “What time the movie start?”
2.They said, “We have finished our homework.”
3.He said, “I’m feeling sick today.”

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最初に紹介した書き換えステップを参考に、解いてみてください!

それでは解説します。

まず、1は疑問詞のある疑問文。被伝達部を疑問詞+主語+動詞の語順に書き換えることで間接話法が完成します。

2は平叙文。主語や時制がズレないように揃え、that節に被伝達部の内容を含めることで、間接話法に書き換えられます。

3も2と同様に平叙文ですので、主語や時制を揃えましょう。

最後に答えと日本語訳を掲載するので、間違えたところや自信のなかったところは復習してみてください。

【解答】
1.She asked what time the movie started.
(彼女は映画が何時に始まるか尋ねた)
2.They said that they had finished their homework.
(彼らは宿題を終えたと言った)
3.He said that he was feeling sick that day.
(彼はその日体調が悪いと言った)

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間違えたところは直接話法→間接話法に書き換えられるように復習してみてくださいね!

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