「英検3級には何問正解したら合格できるの?」
「英検3級の合格点・合格率を知りたい!」
「合格するためにはどんな対策をしたらよい?」
など、お悩みを抱えていませんか?
英検3級は、1次試験と2次試験の合計で67問出題されます(2023年4月時点)。合格の目安として、何問正解すればよいのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、英検3級は「何問正解したから合格する」とは言い切れません。「CSEスコア」と呼ばれる独自の計算方法によって、合格点が決まっているためです。
余談ですが、英検3級に合格するためには、各分野で6割以上の正答率を出せばよいとされています!
こちらでは、英検3級を受験しようとしている方に向けて、
- 合格基準
- 試験対策
- おすすめの参考書
などを解説します。
記事を最後まで読むことで、英検3級に合格する確率が高まります。「絶対に3級に合格したい」と考えている方は、ぜひご覧ください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
英検3級は「何問正解で合格」と断言できない
英検の合格点は「CSEスコア」と呼ばれる独自の計算方法によって決まっています。そのため「何問正解したから合格」とは断言できないのです。
ただし、英検公式サイトでは「2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています」と記載されています。つまり、6割程度問題を正解できていれば合格している可能性が高いということです。
各分野で、6割は正解できるよう学習する必要があります。
リーディング・リスニング分野の場合は、どちらも30問中18問正解するのが目安です!
なお、ライティング問題は、1問しか出題されません。そのため、部分点を稼いで6割以上の得点を目指しましょう。
参考:英検CSEスコアでの合否判定方法について|日本英語検定協会
英検3級の合格基準
こちらでは、英検3級の合格基準を以下の2項目で解説します。
- 合格点
- 合格率
受験を考えている方は、ぜひチェックしておきましょう。
合格点|1,456点
英検3級の合格点は、以下のとおりです。
1次試験 | 2次試験 | |
---|---|---|
合格点 | 1,103点(1,650点満点) | 353点(550満点) |
つまり、1次試験と2次試験で1,456点取る必要があるということです!
なお、1次試験における配点は各1点となっています。
合格率|約50%
英検3級の合格率は、約50%です。
なお、2016年以降は公式から合格率が発表されていないため、あくまでも目安程度に考えておきましょう。
受講生の2人に1人は合格できる割合のため、難易度はそこまで高くありません。しかし、対策を練らないと簡単に不合格になってしまうので学習は必須です。
英検3級については、関連記事「【徹底攻略】英検3級が難しいと言われる5つの理由!読み書き・面接対策の勉強法を紹介」にてより詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください!
英検3級の試験内容
英検3級への理解を深めるべく、こちらでは試験内容を紹介します。英検3級は主に、以下2つの試験で構成されています。
- 1次試験
- 2次試験
出題される内容や試験形式など、順番にみていきましょう。
1次試験
英検3級の1次試験は、筆記(50分)、リスニング(約25分)で構成されています。詳しい試験内容は、以下のとおりです。
大きく分けると、3つの分野で試験問題が構成されていますね!
なお、話題は家族や友達、学校など身近なものが問題にされるケースが多いです。
2次試験
2次試験は、英語での面接が約5分間おこなわれます。以下の画像は、詳しい試験内容をまとめたものです。
過去には、携帯電話やラジオを聴くシーンなどが出題されています。
なお、2次試験は1次試験を合格しなければ受験できません。そのため、まずは1次試験の合格を目指しましょう。
英検3級に合格するためのおすすめ学習方法4選
英検3級に合格するためには、主に以下4つの学習方法を実践してみてください。
- 文法の基礎を身につける
- 単語を暗記する
- 発音練習をする
- 過去問に取り組む
これらの方法を行動に移すことで、合格率がぐっと上がりますよ!
これから英検3級を受験する方は、ぜひ参考にして合格を勝ち取りましょう。
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1.文法の基礎を身につける
文法は、英検3級の試験対策で最も優先したい分野です。
ここでしっかり基礎を固めておけば、次の級を受験するときに役立ちますよ!
文法を学習するなら「キク英文法(クリックでAmazon購入ページへとびます)」の活用がおすすめです。2ヶ月で6周することを目指し、徹底的にやり込みましょう。
文法の学習方法は、関連記事「【超キホン】英語の勉強は文法から始めるべし!正しい手順や学習法を解説」でより詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてみてください!
2.単語を暗記する
英検3級に合格するためには、約2,100単語が必要とされています。文法とあわせて、単語の暗記もおこないます。
合格するためには、まずは「データベース3000(クリックでAmazon購入ページへとびます)」で基礎を身につけましょう。その後「英検3級 でる順パス単(クリックでAmazon購入ページへとびます)」で、試験の頻出単語を暗記するのがおすすめです。
基礎→応用の順に学習することで、効率よい試験対策ができますよ!
英単語の暗記方法について詳しく知りたい方は、関連動画「【最短最速】25,000語を覚えた英単語暗記法10選」を視聴してみてください!できるだけ早く、そして確実に単語を覚える方法を紹介しています。
3.発音練習をおこなう
単語の暗記と並行して、発音練習にも取り組みましょう。
とはいえ「なぜ発音練習が必要なの?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?
正しい発音を理解することは、リスニングやスピーキングの向上が期待できます。
1日10分程度の学習でよいので、発音記号と音変換のルールを覚えるよう意識しましょう。発音記号と音変換のルールは、インターネットの検索で得た情報でOKです。
4.過去問に取り組む
文法や単語の基礎固めをおこないつつ、過去問に取り組みましょう。問題に慣れることで、試験当日でも焦らずに自分のペースで臨めます。
過去問に取り組む際には、時間を計りながら本番と同じ時間内に解けるかチャレンジするのがおすすめです!
時間配分がつかめるので「時間が足りなくて問題が解き終われなかった」という失敗がなくなります。
なお、イングリッシュおさるの公式LINEでは、英語に関するさまざまなお役立ち情報を発信しています。友だち登録は無料なので、ぜひ気軽にチェックしてみてください!
英検3級に合格するための分野別対策
英検3級に合格するためには、各分野で6割以上正解する必要があります。
こちらでは、以下4つの分野別に試験対策の方法を紹介します。
- リーディング
- リスニング
- ライティング(筆記)
- スピーキング
順番にみていきましょう。
リーディング|正確に読む
リーディング分野で得点を獲得するには、文法や単語を身につけるのは大前提です!
基礎固めをおこなったうえで、速く読むことよりも、正確に読むことを意識しましょう。いくら速くても、間違った内容で理解しては意味がありません。
また、英検3級のリーディング問題に慣れることも重要なポイントです。模試や過去問などを駆使して、数をこなすようにしてみてください。
リスニング|音読をする
リスニング分野を強化したいなら、まずは音声を聞いて、わからない単語や文法を調べてみてください。
このフェーズでは「自分が何を聞き取れなかったのか」「聞き取れても意味が分からない単語・文法は何か」を知ることがポイントです!
続いて、スクリプトを見つつ音読をおこないましょう。徐々にオーバーラッピングやシャドーイングをしていき、難易度を上げていくのがおすすめです。
オーバーラッピングは、流れてくる英語の音声と一緒に発音する練習方法、シャドーイングは音声の後を影(シャドー)のように追いかけて発音する練習方法です。
リスニング対策について詳しく知りたい方は、関連動画「【有料級】リスニング5ステップ【完全ガイド】」をあわせてチェックしてみてください、
ライティング(筆記)|英作文を作る
英検3級では、1問しかライティング問題が出題されません。正解とはいかずとも、6割以上の部分点だけでも獲得したいところです。
ライティング対策をするなら、実際に英作文を作るのがおすすめです。なお作った作文は、英語の先生やネイティブスピーカーに添削してもらいましょう。
「どこが間違っているのか」を自覚して、次に活かすことが大切です!
スピーキング|面接練習をおこなう
英検3級の2次試験では、英語の面接がおこなわれます。そのため、スピーキング対策が必要です。
なお、面接では難しい表現を使おうとしないよう意識しましょう。試験では「主張したいことを正しい文法で伝えられるかどうか」が問われるためです。
伝え方に自信がなければ、簡単な表現を使っても問題ありません!
英語の先生やネイティブスピーカーなどを相手にして、実際に面接練習をおこなうのがおすすめです。
英検3級の2次試験対策については、関連記事「【詰まらないコツ】英検2級の面接対策3ステップ!試験の流れとよく使われる表現&答え方も徹底解説」をチェックしてみてください。コラムは2級のものですが、3級でも役立つ内容になっています!
英検3級に合格するためのおすすめ参考書3選
英検3級に合格するためには、参考書選びが大切です。とはいえ、書店にはさまざまな書籍が並んでいるため、どれを購入してよいかわからないですよね。
こちらでは、僕がおすすめする参考書を3冊紹介します。
- キク英文法
- 英検3級 でる順パス単
- 英検3級 過去6回全問題集
おすすめポイントも紹介するので、ぜひ参考書選びの参考にしてみてください!
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1.キク英文法
タイトル | キク英文法 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者 | 一杉 武史 |
出版社 | アルク |
英文法をマスターするためには「キク英文法」はかかせません。
実際、僕もこの参考書を活用して文法を習得できました!
英検対策はもちろん、TOEICや大学受験など幅広いシーンで役立つ1冊です。
2.英検3級 でる順パス単
タイトル | 英検3級 でる順パス単 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者・出版社 | 旺文社 |
タイトルのとおり、英検3級でよく出題される単語を覚えられる単語帳です。頻出単語から暗記できるため、効率よく試験対策ができるのがメリット。
音声も付いているため、正しい発音も学習できます。
3.英検3級 過去6回全問題集
タイトル | 英検3級 過去6回全問題集 (クリックでAmazon購入ページへ) |
著者・出版社 | 旺文社 |
過去6回分の試験が収録されている参考書です。
解答や日本語訳だけでなく、詳しい解説も掲載しているのがポイントです。そのため、本番を想定した試験対策とあわせて、自分の力になる復習をおこなえます。
ぜびこの記事を参考にして、英検3級合格を目指しましょう!
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