有料級ノウハウをYouTubeで公開中!詳しくはこちら

【例文付き】関係副詞を基礎からマスター!4種類の使い方や非制限用法まで解説

「関係副詞ってよくわからないんだけどどうしよう」
「関係副詞って where とか when とかを使うやつだよね…?」
「関係代名詞との違いって何…?」

関係代名詞だけでも難しいと感じていたのに、関係副詞が出てきてもうお手上げになってしまった方も多いのではないでしょうか?

関係副詞が難しく感じるのは、本質を理解せず、例文を丸暗記しているから。関係代名詞を書き換えた形と理解していたり、先行詞が place や time のときに出てくるものと暗記していたりするのでは、使いこなせるようにはなりません。

イングリッシュ おさる

むしろひっかけ問題ですぐ間違えてしまいます。

関係副詞は文の構造を理解して紐解いていくことで、必ずマスターできますぜひ、理論から使い方をわかるようにしましょう。

そこでこの記事では、英語講師として数多くの方の英語力アップに貢献してきた僕が、

  • 関係副詞の本質
  • 関係副詞の使い方
  • 関係副詞と前置詞+関係代名詞の関係性
  • 非制限用法

について、基本から詳しく解説します。例文もたっぷり交えながら一つ一つ噛み砕いていくので、ぜひ参考にしてください。

( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績

英語を覚えたい方には必見!
無料LINE登録で【特典15個】プレゼント!

イングリッシュおさる の YouTubeチャンネル

\ こんな口コミも /

  • たった5か月で英検準1級に合格!
  • 苦手だった英文法を基礎から正しく理解できました!
  • 自信を持って英語を話せるようになりました!

\ 15個の特典で英語学習を完全マスター! /

目次

関係副詞とは?例文付きでわかりやすく解説

そもそも関係副詞とはどのような文法なのでしょうか?本質として覚えておきたいのは2つです。

  1. 直前の名詞を説明する
  2. 後ろの文に穴がない

もう少ししっかり理解するために、例文を見てみましょう。

This is the town where I lived 5 years ago. (ここは、私が5年前に住んでいた町だ)

この文章では、where 以下が関係副詞の部分です。

where 以下の文章、I lived 5 years ago. は、town の補足説明をしています。「ここは町だ」というだけでは、どんな町かイメージが湧かないので、「私が住んでいた」と付け足しているんですね。

そして、I lived 5 years ago. は文として完全で、欠けている要素がありません。

イングリッシュ おさる

liveは自動詞なので、後ろに目的語を必要としません!

ちなみに、関係代名詞のルールは2つ。

  1. 直前の名詞を説明する
  2. 後ろの文に穴がある

直前の名詞を説明しているのは同じで、後ろの文章で何かが欠けているのが関係副詞との違いです。

先ほどと似た文章を見てみましょう。

This is the town which Bob visited last year. (これはボブが去年滞在した町だ)

という文章では、which 以下が town を説明している点は同じです。しかし、visited の後にあるはずの目的語が欠けています。

だから、関係副詞ではなく、関係代名詞を使うんですね。

イングリッシュ おさる

前にある名詞が場所だから関係副詞、と判断していた方は、今日から理解を改めましょう!
あくまで、後ろの文の形で判断します。

そもそも関係代名詞ってなんだっけ?と思っている方は、「【例文多数】関係代名詞を基礎から応用までわかりやすく徹底解説」で復習してみてください。こちらは、さらに基礎から関係代名詞を解説しています。

あわせて読みたい
【例文多数】関係代名詞を基礎から応用までわかりやすく徹底解説 「関係代名詞がいまいち理解できない…」「前置詞と一緒に使うのはいつ?」「例文と一緒に文法を確認したい」 とお悩みではありませんか?関係代名詞は非常に重要な文法...

関係副詞の4つの種類

関係副詞では、先行詞によって4種類の関係副詞を使い分けます。

  1. where
  2. when
  3. why
  4. how
イングリッシュ おさる

先行詞とは、関係副詞で説明されている、前にくっついた名詞のことです!

それぞれ、どのようなときに使うのか、解説していきます。

1. where

関係副詞の where は、場所を表す名詞にくっついて使われます。

This is the office where my son works. (ここは、私の息子が働いている職場だ)

The U.S. is the country where I traveled last year. (アメリカは、私が去年旅行した国だ)

さらに、物理的な場所だけでなく、物事をやっている途中を示すような、比喩的に場所を表す表現でも、where が選ばれます。具体例は以下のとおりです。

whereが使われる先行詞の例
  • case(場合)
  • situation(状況)
  • point(点)
  • stage(段階)
  • instance(事例)
  • future(将来)

2. when

when は先行詞が時間に関するときに使います。

I’ll never forget the day when we lost. (私は我々が負けた日を決して忘れない)

Monday is the day when we clean the restroom.(月曜日は、トイレ掃除の日です)

なお、少し応用ですが、when は先行詞がないまま、名詞節として使われることがあります。

The end of autumn is when many tourists visit Kyoto. (秋の終わりは多くの観光客が京都に訪れるときだ)

この場合は、when の前に the time が省略されていると考えて、「〜するとき」と訳してあげましょう。

3. why

関係副詞の why は必ず the reason が先行詞になります。

Tell me why you want to break up with me. (あなたが別れたがっている理由を教えてよ)
You don’t listen to me. That’s why I don’t want to be with you. (あなたは私の話を聞かないでしょ? だから一緒にいたくないのよ)

上の例文のように、why の先行詞である the reason はよく省略されます。ちなみに、the reason を残して、why を省略してもOKです。

Tell me the reason you want to break up with me. (あなたが別れたがっている理由を教えてよ)

ただし、that’s why, this is why と、that is の後ろに置かれる場合は the reason を省略することがほとんどです。

4. how

how の先行詞は the way 1つです。how の場合は、the way か how のどちらかが必ず省略されます。

イングリッシュ おさる

ほかの先行詞は省略しなくても良かったですが、how に関しては100%省略されます。

That’s how I got first place on the test. (そのようにして、私はテストで1位を取ったんだよ)
That’s the way I got first place on the test. (そのようにして、私はテストで1位を取ったんだよ)

どちらの表現も正解ですが、the way how とつなげて使うことはできないので、要注意です。

無料LINE登録で【特典15個】プレゼント!

関係副詞は前置詞+関係代名詞でも書き換え可能

ここからは、つまずく方も多い、関係副詞と前置詞+関係代名詞の関係性について解説します。

実は、関係副詞を使った文は、関係代名詞でも書き換えができます

This is the town where Ken was born. (ここはケンが生まれた街だ)

この文章は、where から後ろが文として完全です。では、the town の後ろの関係副詞が使われている部分を元の文章に戻してみましょう。

Ken was born in the town. (ケンはその街で生まれた)

となるはずです。the town が先行詞になるので、この文は以下のように関係代名詞でも書き換えられます。

This is the town which Ken was born in.
This is the town in which Ken was born.

前置詞+関係代名詞の文を作るところでつまずいてしまった方は、「【まるわかり】前置詞+関係代名詞の文の作り方2ステップ!種類や見分け方・訳し方を例文でわかりやすく解説」の記事で復習してみてください。

あわせて読みたい
【まるわかり】前置詞+関係代名詞の文の作り方2ステップ!種類や見分け方・訳し方を例文でわかりやすく... 「関係代名詞って難しい…」「どうして前置詞が前に出てくるの?」「前置詞と一緒に使える関係代名詞はどれ…?」 英語学習者がつまずきやすい関係代名詞。複雑で難しそう...

話を戻して、前置詞を足してあげると不完全な文章になるので、関係副詞で書ける文は基本的に関係代名詞でも書き表せるということ。よく書き換えの問題が受験英語で出てくるので、覚えておきましょう。

ちなみに、関係副詞を使えるところで関係代名詞を使うと文語調になります。日常会話では関係副詞を使うほうが自然なので、覚えておきましょう。

関係副詞の非制限用法とは?

ここからは、関係副詞の非制限用法について解説します。関係副詞の場合、非制限用法を使えるのは where と when のときだけです。

そもそも非制限用法とはどんな用法というところから復習していきましょう。

非制限用法とは?

非制限用法は、関係代名詞や関係副詞の直前(先行詞の後ろ)にカンマをおいて作ります。

Have you ever been to Sky Tree, where many tourists take pictures? (多くの観光客が写真を撮る、スカイツリーに行ったことはありますか?)

非制限用法は、先行詞の内容をただ補足説明するときに使われます。スカイツリーと言われたら、全員同じ建物をイメージするはずです。たくさんあるスカイツリーから、1つを選び取っている訳ではありませんよね。

一方で、カンマを使わない文章を制限用法といいます。制限用法は、たくさんあるものから絞り込むイメージ。

Have you ever been to a cafe where pancakes are the specialty? (パンケーキが名物のカフェに行ったことがありますか?)

この場合の先行詞、cafe は世の中にたくさんあります。だからこそ、どんなカフェか具体的な場所を絞り込むのに where 以下の文章で説明を足しています。

このように、情報を絞り込むのが制限用法、ただ補足しているのが非制限用法です。先程のスカイツリーの文章からカンマを外した文章は、ネイティブからすると違和感があります。

Have you ever been to Sky Tree where many tourists take pictures? (多くの観光客が写真を撮る、スカイツリーに行ったことはありますか?)

この文章では、スカイツリーがたくさんあって、その中で、写真を取る人がいっぱいいる「スカイツリー」を絞り込むイメージを与えてしまいます。

非制限用法の場合、「スカイツリー行ったことある?あ、あの観光客が沢山写真撮ってるところだよ!」というニュアンスで、もともと1つしかないものをさらにわかりやすく説明している、というわけですね。

関係副詞の非制限用法

関係副詞の場合、where と when だけが非制限用法を使えます。

イングリッシュ おさる

why (理由)やhow (方法)は全員が1つのものだけをイメージすることがないから、使えないんですね。

それでは、実際に例文を見ながら使い方を確認しましょう。

I was eating breakfast at seven, when the phone rang. (私は7時に朝食を食べていたんだけど、そのとき電話がなったんだ)

という文章では、「7時」という時間はみんな同じイメージを持つはず。だから非制限用法を使っています。上の例のように、「そしてそのとき」と訳すと自然に非制限用法のニュアンスが出せるので覚えておきましょう。

また、関係副詞の非制限用法では、文の間に挿入して使うこともできます。

Seoul, where we traveled, is the capital of Korea. (ソウル、私達が旅行したところなんだけど、韓国の首都だよ)

非制限用法は、情報を付け足したいときに便利に使えるので、ぜひ覚えておきましょう。

関係副詞には4つの種類がありますが、どれも後ろの文章が完全で、穴がないところが特徴です。決して先行詞によって関係代名詞と関係副詞の使い分けが決まるわけではないので、必ず後ろを見てどちらを使うか判断しましょう。

また、関係副詞の文章は前置詞+関係代名詞の表現でも書き換えられるので、ぜひこちらも使いこなせるように練習してみてください。

なお、英文法をもっとしっかり学びたいという方は、イングリッシュおさる公式LINEがおすすめ。

イングリッシュおさる公式LINEでは、英語の学習で活用できる15個の特典をプレゼントしています。すべて無料で受け取れるので、友だち追加してぜひ学習に役立ててくださいね!

【イングリッシュおさる】無料LINE登録で有料級豪華特典「15個」プレゼント!

【イングリッシュおさる】無料LINE登録で電子書籍3冊プレゼント!

【イングリッシュおさる】英語スクール生の生の声をYouTubeにて公開中!

【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績をnoteにて公開中!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次