「英語を最速で話せるようになりたい」
「英会話を3ヶ月でマスターするのは無理なのかな?」
「英語を話せるようになりたいけど、学習方法が分からない」
あなたはこのようなお悩みを抱えていませんか?
英語は、短期間でマスターするのは難しいといわれています。そのため、留学や英会話スクールの利用を考えている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、英語を3ヶ月で習得することは可能です。なぜなら、この記事を書いている僕が、独学かつ日本にいながら3ヶ月で英会話を身につけられたからです。
この記事では、英会話を3ヶ月でマスターする方法を
- 基礎編
- 実践編
に分けて解説します。
かえって習得が遅くなる英語学習におけるNG行動についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
【基礎編】英語を3ヶ月でマスターする3つの方法
英語を3ヶ月でマスターするには、スクールに通ったり、本でフレーズを暗記したり、文法を覚えたりする必要はありません。その前に、もっと本質的な部分を意識することが重要です。
具体的には、以下3つの方法を試してみてください。
- 大人語をやめる
- 直訳をやめる
- 抽象語をやめる
スピーキングにおける基礎的な内容になるので、必ずチェックしておきましょう。
1.大人語をやめる
いきなりですが質問です。あなたなら「満場一致」をどのように英訳しますか?少し考えてみてください。
僕なら以下のように答えます。
All people said “Yes”.(全員がイェスと言った)
All people were happy.(全員がハッピーだった)
「こんなのあり?」と思った方もいるかもしれませんが、これが大人語をやめるということです。一見難しく聞こえる「満場一致」の意味を考え、簡単な言葉に変換するのです。
大人語をやめる際のポイントは、3歳児に説明するイメージを持って行うことです。「満場一致ってどういう意味?」と聞かれたら、子供でも理解できるよう分かりやすい言葉を使いますよね。
なお、最初は「All people were happy.」などの簡単な文章で問題ありません。慣れてきたら、以下の例文のように言葉を足していきましょう。
All people were happy with that!(その決定にすべての人が満足がいった)
All people were happy with that decision in the meeting.(会議でのその決定にすべての人が満足いった)
最初は簡単なフレーズから始めて、徐々に言葉を足していきましょう。
2.直訳をやめる
直訳をやめることも、英会話において重要な考え方です。
例えば「きゅうり」を英語に訳してみてください。「cucumber」という単語を知っていればいいのですが、もしこの英語以外で表現するなら、あなたはなんと答えますか?
僕なら「It’s a green vegetable.(緑の野菜)」と答えます。
このように単語を知らなくても、自分が知っている単語だけで「きゅうり」を表現できるのです。
直訳をやめる癖をつければ、単語を知らなくとも英語に言い換えられます。普段の生活でも取り入れられるので、ぜひ試してみてください。
3.抽象語をやめる
抽象語をやめることは、使える場面が多く役に立つ考え方です。
例えば「猫の手も借りたい」を英語でなんと言いますか?
こちらも少し考えてみてください!
「猫の手も借りたい」ということは「忙しい状態」なので「I’m busy.(忙しい)」と言い換えます。この方法を使えば、なんでも英語で表現できそうですよね。
単語を新しく覚えるのではなく、知っている単語で言い換える速度を早めましょう。この考えを頭に入れた上で、ネイティブが使う単語を覚えていけば、英語の精度を高めらます。
なお、抽象語をやめるためにも、最低限の単語力が求められます。中学レベルで構いませんので、1冊単語帳を購入してみてください。
僕がおすすめする単語帳は、関連記事「【25000語達成】英単語帳おすすめ10選!選び方のコツも紹介【ネイティブレベルの語彙を身につける】」にて紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください。
【実践編】英語を3ヶ月でマスターする方法5ステップ
基礎的な考え方を身につけたうえで、実践的なワークに取り組んでいきましょう。
こちらでは、以下5つのステップを解説します。
- トピックをひとつ決める
- 日本語で書く
- 英語に直す
- 英語ができる人に添削してもらう
- 添削されたものを何度も読み込む
なお、5ステップを実施する際には、自分のことだけをすべて英語で話せる状態にするよう意識してみてください。英会話では、趣味や今週の予定など会話の内容の9割が自分のことについて聞かれたり、話したりするためです。
日本語の会話でも同様ですよね。「〇〇っていうゲームがおもしろいんだよ」「明日△△に行くんだ」といったやり取りがほとんどだと思います!
繰り返しになりますが、英会話における頻出のトピックは、自分のことについてです。そのため、こちらで紹介する5つのステップでは、大前提として自分のことだけをすべて英語で話せる状態にするよう意識しましょう。
1.トピックをひとつ決める
まずは、トピックをひとつ決めましょう。友達や初対面の人から聞かれるような内容を選びます。
例えば、
- 好きな食べ物
- 趣味
- 休日の過ごし方
など、自分についてのことを決めるのがおすすめです。
このフェーズで重要なのは、まず聞かれないような質問をトピックから外すことです。
普段行う自己紹介をイメージし、何を聞かれるか想像しながらトピックを決めてみてください。
2.日本語で書く
続いて、決めたトピックを日本語で書きましょう。
「え、英訳しないの?」と思った方もいるかもしれませんが、これは重要なフェーズです。
日本語からアプローチすることで、徐々に英語を理解できるようになります。
余談ですが、僕は普段から自分がどんな日本語を話しているのかを観察するため、文字に起こしてから英訳する練習をあえてしています。
こうすることで自分の口癖が分かり、無駄な使わない表現を覚えずに済みます。自分が使う単語だけを効率的に覚えることができるんです。
3.英語に直す
日本語で書いたものを英語に直してみましょう。間違っていても構いませんので、英訳することが重要です。
英語に直そうとすることで「日本語では言えるけど英語では言えない」という気づきに繋がるためです。
「英語でどうやって表現するんだろう?」と思うことで、記憶に定着しやすくなります。
気づきの重要性については、関連動画「【危険】これをしないとインプット全部無駄」でも解説しています。ぜひチェックしてみてください!
4.英語ができる人に添削してもらう
自分が英語に直したものを、英語ができる人に添削してもらいましょう。添削してもらうことで、自分の間違いに気づけるためです。
「周りに英語ができる人がいない」という質問もよくもらいますが、学生なら英語やALTの先生、社会人なら月に数千円の英会話スクールを利用しましょう。近年では、ネイティブスピーカーと繋がれる無料のコミュニティもあります。
間違った英語を覚えても、あなたの力にはなりません。英会話を習得する上での重要なフェーズとなるので、必ず実践してください。
5.添削されたものを何度も読み込む
最後に、添削されたものを覚えるまで何度も読み込みましょう。ひたすら独り言で、すべて覚えていきます。
スラッシュを入れて意味の塊で区切って読むチャンクリーディングや、感情を込めて読む感情リーディングといった音読がおすすめです。英文を何度も読むことで、完璧に覚えられます。
5ステップをひたすら繰り返しましょう。英語初心者だった僕やレッスン生たちは、この方法で3ヶ月で英会話を習得しました!
【遠回り】英語学習におけるNG行動5選
英語学習では、やってはいけない5つのNG行動があります。
- 環境に投資をしない
- 学習を継続しない
- 「楽してできる」系に飛びつく
- 英語を教わろうとする
- 無駄な教材を買いすぎる
「最短で英会話をマスターしたい」「英語学習で遠回りしたくない」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.環境に投資をしない
英語学習の最大のNG行動は、環境に投資しないことです。ここでいう環境とは、自分から英語ができないと困る状況に追い込んだり、学習環境を整えたりすることです。
例えば、以下のようなことが該当します。
- 3ヶ月後のTOEICの試験に申し込む
- 学習に集中できるようカフェに行く
- 学習教材を購入したり、オンライン英会話を申し込んだりする
環境に投資する理由は、学習を継続させるためです。
人間は自分が思うよりも意志が弱いものです。「あと5分後に勉強する」と思っても、テレビやゲームに時間を費やしてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
そのため、学習をしなければならない状況を作り出したり、自分でモチベーションを上げる工夫をしたりすることが重要です。
僕はよくスターバックスに行って「この教材を終えるまでは家に帰らない」というプレッシャーをかけていました。
2.学習を継続しない
英語を習得するには、学習を継続することが重要です。どんなに飲み込みが悪くとも、続けることで徐々に上達していきます。
「歳だから」「自分には才能がないから」など、英語学習をやめる理由を探しがちです。だからこそ、何が何でも続けることが重要なのです。
英語学習では、どんなに時間がかかっても構わないので継続を心がけてみてください。
継続のために、学習仲間を作ったり、あえて試験に申し込んだりするのがおすすめです。
3.「楽してできる」系に飛びつく
「1日5分だけでできる」「1日ワンフレーズだけでできる」などのキャッチフレーズの教材は多数ありますが、そういった教材に飛びつくのはやめましょう。
実際に僕も楽してできる系の教材を試しましたが、英語ができるようにはなりませんでした。
英語は、楽をして習得できるものではありません。しかし、最短でマスターできる方法はあります。
効率の良い学習方法を知り、3ヶ月で英語をマスターしましょう。
4.英語を教わろうとする
英語をマスターしたいなら、誰かに教わろうとする姿勢はやめましょう。「今日はbe動詞をやります・関係詞をやります」など、受け身で教わっているうちは、英語は身につかないためです。
もちろん英語を教わっているうちは、少しは上達するかもしれません。しかし、自分で学習する方法を知らないため、期間が終了すると学習量の確保が難しくなってしまうのです。
英会話スクールを否定するわけではありません!あくまでも、自分で学習する姿勢が重要ということです。
「英語の正しい学習法を教わり、自分で英語を学ぶ」という思考を持つようにしてみてください。
5.無駄な教材を買いすぎる
無駄な教材を買いすぎてしまうのは、よくあるNG行動です。何冊も教材を購入してしまうと、いわゆる「積読」という中途半端に読んだままの状態になりがちです。
英語学習において、浅い知識は何の役にも立ちません。理解し、習得して初めて知識となっていきます。
効率良く英語をマスターするには、自分の目標にあった本や教材を購入することが大切です。教材について徹底的にリサーチしたり、本屋で試し読みをしたりして、判断するようにしてみてください。
1冊の本にある単語・文法をすべて暗記してしまうぐらい、徹底的に学習することが大切です。
僕の公式LINEでは、効率良く学習できる方法を無料で発信しているので、ぜひ登録してみてくださいね!
英語を3ヶ月でマスターしてなりたい自分になろう
英語を3ヶ月でマスターするには、大人語・直訳・抽象語をやめたうえで、以下5つのステップに取り組んでみてください。
- トピックをひとつ決める
- 日本語で書く
- 英語に直す
- 英語ができる人に添削してもらう
- 添削されたものを何度も読み込む
繰り返し行うことで、独学かつ日本にいながら英語を習得できます。
ぜひこの記事を参考に、英語を最短で身につけてくださいね!
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