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【まるわかり】英語の3つの使役動詞の使い方と違いを例文とともに解説

「使役動詞ってなんだっけ…?」
「使い方がわからない」
「使い分け方を知りたい!」

と考えている方もいるのではないでしょうか?使役動詞は受験でも頻出の単元ですが、使い分け方や用法で混乱する人が多い文法事項でもあります。

イングリッシュ おさる

使役動詞がマスターできれば英語の表現の幅がグッと広がりますよ!

長文を読むときにも必要な文法事項なので、ぜひ完璧にしたいですよね。そこで、この記事では以下の内容について解説します。

  • 使役動詞の基本的な使い方
  • have / make / let の使い方
  • get / help の使い方
  • 確認テスト

基本の使役動詞はもちろん、それ以外でも覚えておきたい動詞を紹介しますよ!使役動詞でつまずいている方には必読の内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。

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目次

英語の3つの使役動詞と概要を30秒で解説

英語の使役動詞と概要を解説

使役動詞は、以下の3つです。ここでサクッと覚えてしまいましょう。

  1. have
  2. make
  3. let

すべて、使役動詞 + 人 + 動詞の原形 の形で「人に~させる」「人に~してもらう」という意味を表現します。例文を確認しましょう。

I let my sister bring my bag. (私は妹にカバンを持ってきてもらった。)

文構造を確認すると

S = I
V = let
O = my sister
C = bring my bag

となる第五文型の文章だと分かります。使役動詞はすべて第五文型で使用するので、基本的な知識に不安がある方は関連記事「【超重要】第五文型とは?他の文型との違いやよく使われる動詞11選を例文とともに解説」を確認してみてくださいね。

3つの動詞は、それぞれ表現できるニュアンスが異なります。次から、3つの動詞の用法を詳しく確認していきます。

英語の使役動詞「have」の用法を例文とともに解説

英語の使役動詞「have」の用法を例文とともに解説

まずは have の用法を確認していきましょう。

  1. 基本の使い方とニュアンス
  2. have + 目的語 + 過去分詞

それぞれ詳しく確認していきます。

1. 基本の使い方とニュアンス

イングリッシュ おさる

have は「当然」のイメージです!

have って、そこにある何かを持つだけで、大きな動きは表現されていませんよね。なので何かを人にさせるときに、大きな動きなく自然と行われるニュアンスを表現できます。

強制の度合いとしては、make よりもかなり弱いと考えてください。「当然のことをやってもらう」というイメージを持ちましょう。例えば、

I had the chef cook for me at the restaurant. (私はレストランでシェフに料理を作ってもらった。)

という文ではシェフに料理を作らせた、という使役を表現しています。レストランでお金を払ってシェフに料理を作ってもらうことって、当然ですよね。

正当な対価を支払ってサービスを受けたり、立場的に当たり前のことを行う際に使われるのが have です。

I had my mother take me to the clinic when I caught a cold. (私は風邪をひいたときに母親に病院に連れていってもらった。)

という文では、対価は支払っていないものの「母親が病気の子供を病院に連れていく」というよくある使役を表現しています。

2. have + 目的語 + 過去分詞

過去分詞を使うと、have は以下の意味を表現できます。

  • 受動態の使役(~してもらう)
  • 被害(~される)
  • 完了(~された)

Last week I had my hair cut. (先週私は髪を切った。)

cut はここでは過去分詞です。 my hair を cut してもらった、ということですね。「当然」のニュアンスなので、美容院などで切ってもらったことが読み取れます。 I cut my hair. だと、自分で髪を切ったことになってしまいます。

I had my wallet stolen. (財布を盗まれた。)

この文では、被害の意味で have が使われていて my wallet が stolen の状態にされてしまったということですね。

英語の使役動詞「make」の用法を例文とともに解説

英語の使役動詞「make」の用法を例文とともに解説

make の用法について確認していきましょう。

  1. 基本の使い方とニュアンス
  2. make + 目的語 + 過去分詞

それぞれ詳しく確認していきます。

1. 基本の使い方とニュアンス

イングリッシュ おさる

make は「強制」のイメージです!

make は「~を作る」という意味ですよね。何かを作るのには、大きなエネルギーが必要です。そのイメージから、使役動詞の make はかなり強めのニュアンスを表現します。

有無を言わせず、無理やり状況を「作る」と考えてください。例文を確認してみましょう。

I made my brother do his homework. (私は弟に宿題をやらせた。)

また、無生物主語も使えます。

The earthquake made the house break. (地震によって家が壊れた。)

地震による建物の倒壊は、防げませんよね。圧倒的な力で特定の状況が生まれてしまう場面でも使われます。

2. make + 目的語 + 過去分詞

文法的には問題なく使えるものの、あまり使用頻度は高くありません。以下の表現は、ほぼ慣用表現的に使われるので覚えておきましょう。

  • make oneself understood in 言語 (~語で言いたいことを伝える)
  • make oneself heard (相手に自分の声を伝える)
  • make + O + known (Oを知らせる)

I was happy to make myself understood in English. (英語が通じて嬉しかった。)
I made my intentions known to him. (私は彼に自分の意志を伝えた。)

長文で登場したときに混乱しやすい文法事項でもあるので、よく覚えておくのがおすすめです。

英語の使役動詞「let」の用法を例文とともに解説

英語の使役動詞「let」の用法を例文とともに解説

let の用法について確認していきましょう。

  1. 基本の使い方とニュアンス
  2. let + 目的語 + 過去分詞

それぞれ詳しく確認していきます。

1. 基本の使い方とニュアンス

イングリッシュ おさる

let のイメージは「許可」です!

let は make や have にはない「許可する」「望んでいることを認める」というニュアンスを持ちます。「~させる」というよりも「~することを許す」ですね。

I will let my daughter go to the park if she would like to do so. (もし彼女が望むのであれば、私は娘を公園に行かせてやる。)

この文でもわかるように、let は「やりたければやってもいいよ」というニュアンスの表現です。そのため、以下のような使い方は不適切だといえるでしょう。

×:The teacher let the student stand in the corridor. (先生はその生徒を廊下に立たせた。)

生徒が自ら「廊下に立ちたい」と思うはずがありませんよね。この文では、先生が生徒に廊下に立つことを強制したと考えられるので let よりも make や、後ほど紹介する get がふさわしいでしょう。

また、「Let it be. 」という慣用表現も有名です。「なんとかなるさ」「なすがままに」といった意味です。

2. let + 目的語 + 過去分詞

let が過去分詞とともに用いられることはほとんどありません。受動態の「~が~されることを許した」という意味を表現したい場合には、let ではなく allow や permit で代用されます。

×:I let the paper folded.
〇:I arrowed(permit) the paper to be folded. (私は紙を折ることを許可した。)

過去分詞とともに使われるかどうか、も混乱しやすいのでよく確認しておきましょう。

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使役動詞ではないけど覚えておきたい英語の動詞2選

使役動詞ではないけど覚えておきたい英語の動詞

こちらでは、使役動詞には含まれませんが、同様に「~に~させる」という意味を表現したり、第五文型で使われたりする動詞を2つ紹介します。

  1. get
  2. help

使役動詞同様、超重要なのでぜひ最後まで確認してくださいね!

1. get

イングリッシュ おさる

get は「なんとかして~させる」イメージです!

get は 主語 + get + 人 + to 不定詞 という形で使われるのが特徴です。原型ではないので注意しましょう。

meke ほど強制力は強くないですが「~させる」という、使役の意味を表現します。get は中でも「~させるのに何らかの苦労を伴う」ニュアンスを表現できます。例文を確認してみましょう。

I got my father to drive to the station. (父親に駅まで送ってもらった。)

この文では、父に「頼み込んで」送ってもらえた、というような状況が読み取れます。父親が進んで「送ってあげるよ!」といったわけではありません。

過去分詞とともに使うことも可能です。

I got my phone repaired. (携帯電話を修理してもらった。)

この場合は to が不要です。また、以下のように考えないようにしましょう。

×:I got my phone to repair.

この文は「携帯電話に何かを修理させた」という意味になってしまいます。さらに、get は過去分詞と使うことで have と同様に「被害」「完了」も表現可能です。

2. help

主語 + help + 人 + 動詞の原形 / to不定詞 の形で「~が~するのを助ける」という意味になります。

A friend of mine helped me clean up our messy garden. (友だちが散らかった庭を掃除するのを手伝ってくれた。)

clean の前に to を置いても、意味は変わりません。また、受動態にしたい場合は過去分詞を人の後ろに置くか、help to be 過去分詞 のどちらかにします。

【解説付き】英語の使役動詞の確認テスト5題

【解説付き】英語の使役動詞の確認テスト

この記事で解説した内容をおさらいするために、問題に挑戦してみましょう!もしわからないところがあったら、戻って確認してみてくださいね。

1. 先生は彼を家に帰らせた。
The teacher ( )( )( ) back home.

〇:made him go
強制的に帰らせた、と考えられるので make が妥当です。過去形にするのを忘れないようにしましょう。

2. 自転車を直してもらった。
I ( ) my bicycle ( ).

〇:had 、repaired
強制しているとは考えにくく、業者などに頼んでいると考えられるので「当然」のニュアンスの have を入れましょう。

3. 財布を盗まれた。
I ( ) my wallet ( ).

〇:had(got でも可) 、stolen
過去分詞を伴って「被害」を表すのは have と get でしたね。

4. 彼は私が荷物を運ぶのを手伝ってくれた。
He ( ) ( ) ( ) my luggage.

〇:helped me carry
~が~するのを手伝う、は help を使って表現できます。順番を間違えないように注意しましょう。

5. 彼女の両親は「だめ」と長い間言っていたが、最終的には娘がひとりでヨーロッパに行くことを許した。
Although her parents had said “no” for a long time, they finally (  ) her go to Europe alone.

〇:let
少し長い文章ですが、文脈は理解できましたか? let は許可を表すのでしたね。意味としては allow や permit でもよいのですが、この2つは後ろに to不定詞を伴います。問題から( )の後ろに来る動詞は原形だとわかるので、let が最適です。

使役動詞は非常に重要で、理解できれば使える英語の幅も広がります。この記事を何度も読み返してマスターしましょう!

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