「go ahead の意味がわからない」
「そもそもいつ使うの?」
「使う際の例文を知りたい!」
go ahead は、直訳すると「前に進め」という意味になる表現方法です!
主に「お先にどうぞ」「あなたならできるよ」などの意味で使われます。日常生活はもちろん、ビジネスシーンでも使われる表現なので覚えておいて損はありません。
この記事では、英語系YouTuberとして30万人の登録者を超えた僕が、以下の内容を解説します。
- go aheadの概要
- go aheadの主な使い方(例文付き)
- 特殊な使い方
- ビジネスで使う際の表現
今回の記事を読み込むと go ahead を使いこなせるようになるので、ぜひ参考にしてみてください!
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
go aheadの意味をサクッと解説
go ahead を単語ごとに分解すると、go は「行く」、ahead は「前のほうに」「先に」という意味があります。
直訳すると「前に進め」「前に進んでいいよ」になり「お先にどうぞ」という意味で使われるのが一般的です。
他のニュアンスとして、以下の項目が挙げられます!
- 相手に許可を与える(どうぞ、いいよ)
- 相手に譲る(お先にどうぞ)
- 相手に続けさせる(続けてどうぞ)
- 相手のやる気を奮い立たせる(あなたならできるよ)
- 皮肉を込める(好きにすれば?勝手にして!)
バリエーションが豊富なので、あわせて覚えておきましょう。
名詞用法での意味
go ahead の名詞用法には「お許し」「許可」という意味があります!
実際の英文では、以下のように表現します。
I would like to get the go-ahead from your dad.(君のお父さんからお許しをもらいたい)
go ahead の名詞用法は give(与える)か get(もらう)とセットで使うことが多いです。
形容詞用法での意味
go ahead を形容詞用法で使う場合は「先に行く」「物事を先に進める」という意味になります!
a go-ahead sign(ゴーサイン)などわかりやすい使い方もありますが、次のように人に対して使用されることもあります。
He is a go-ahead student.(彼は物事を先に進められる学生だ)
学業やビジネスの現場でも使われる用法なので、ぜひ理解しておいてくださいね。
【例文付き】go aheadの主な使い方5選
go ahead の主な使い方として挙げられるのは、以下の5つです。
- 相手に許可を与える
- 相手に譲る
- 相手に続けさせる
- 相手のやる気を奮い立たせる
- 皮肉を込める
いずれも良く使う表現なので、ぜひ覚えておきましょう。
1. 相手に許可を与える
相手に許可を与える場合「どうぞ」「いいよ」などの意味で使われます!
「Go ahead」→「前に進め」→「そのまま進めて」→「いいよ」
このように変形すると「どうぞ」「いいよ」という意味で使われる理由がわかりやすくなります。
基本的には、以下の例文のように「何かしてもいい?」と聞かれたときに使うことがほとんどなので、参考にしてみてください。
A:Would you like to go to the convenience store with us?(一緒にコンビニに行きませんか?)
B:Sure, go ahead.(うん、いいよ)
2. 相手に譲る
go ahead には、相手に譲るときの「お先にどうぞ」という意味があります。
「お先にどうぞ」という意味になる理由は以下のとおりです!
「Go ahead」→「先に(ahead)していいよ(go)」→「先にやっていいですよ」→「お先にどうぞ」
例文でチェックしてみると、以下のようになります。
A:I’m in a hurry, can I pay the bill first?(急いでいるので先に会計してもいいですか?)
B:Go ahead.(お先にどうぞ)
相手に何かを譲る際に使うことが多い表現なので、習得しておくことが大切です。
3. 相手に続けさせる
go ahead には、相手に続けさせる「続けてどうぞ」という意味があります。
相手に続けさせる意味になる理由として、以下のイメージを参考にしてみてください。
「Go ahead」→「前に(ahead)進めてください(go)」→「続けてください」
実際に使う際は、以下の例文を参考にするのがおすすめです!
Please go ahead your presentation.(そのままプレゼンを続けてください)
ビジネスの現場で使いやすい表現なので、覚えておいて損はありませんよ。
4. 相手のやる気を奮い立たせる
go ahead はあなたならできるよという、相手のやる気を奮い立たせる意味でも使えます。
相手のやる気を奮い立たせる意味になる流れは、以下のとおりです!
「Go ahead!」→「前に(ahead)進んで(go)!」→「進めてみなよ!」→「あなたならできるよ!」
実際の例文で使うと、以下のようになります。
Have confidence!Go ahead!(自信を持ちなよ!あなたならできるよ!)
日常生活、ビジネスシーンでも使いやすい表現なので、頭に入れておいてくださいね。
5. 皮肉を込める
go ahead にはポジティブな用法だけではなく、皮肉を込めるような「勝手にしろよ!」「好きにすれば?」という使い方もあります!
go ahead が、皮肉を込める用法で使われるイメージは以下を参考にしてみてください。
「Go ahead」→「前に進め」→「やってみなよ!」→「勝手にしろよ!」「好きにすれば?」
また、シチュエーションやイントネーションも関連してくるのがポイントです。シリアスな場面で怒り口調で言うと、皮肉っぽくなります。
実際に日常生活を想定した以下の例文で、理解度を深めましょう。
A:Can I cut back on my allowance next month?(来月からお小遣いを減らしてもいい?)
B:Go ahead!(勝手にしろよ!)
【例文付き】go aheadの特殊な使い方
go ahead の特殊な使い方として、以下の3つがあります。
- ~し始める
- ~が実施される
- ~を(積極的に)する
例文も記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1. ~し始める
「~し始める」になる理由は以下のとおりです!
「Go ahead」→「前に(ahead)進める(go)」→「~を進める」→「~し始める」
実際に以下の例文で、イメージを掴んでみてください。
He decided to go ahead with a new business in accordance with company policy.(彼は会社の方針に則って新たな業務を始めることにした)
go ahead with~(~を始める)、Let’s go ahead!(始めましょう!)などの表現で使われることが多いので、覚えておくと便利です。
2. ~が実施される
go ahead には「~が実施される」というイベント、会議が実施される際に用いられる用法があります。
「happen」「be held」「take place」などと同じような使い方でイメージするのがおすすめです。
実際に以下の例文で、さらにイメージを深めてみましょう!
The internal event will go ahead next month.(社内イベントは来月に実施される予定だ)
ビジネスでも使える表現なので、覚えておいて損はありません。
3. ~を(積極的に)する
go ahead to 動詞~で「~を(積極的に)する」という使い方ができます!
実際に例文にすると、以下のような形になります。
He is go ahead to think proactively about internal events.(彼は社内イベントについて積極的に考えてくれる)
ビジネスや学業で特に使える表現なので、覚えておくのがおすすめです。
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【例文付き】go aheadの丁寧な使い方
go ahead は、ビジネスの現場で丁寧に使う用法もあります。
丁寧にするのは簡単で「Please go ahead.」という表現をすればいいんです!
実際にビジネスシーンに照らし合わせた例文は、以下のとおりです。
A:Can we continue the meeting as is?(このまま会議を続けてもいいですか?)
B:Please go ahead.(どうぞ)
とくに会議で使いやすい表現なので、ぜひ活用してみてください。
ビジネスで使えるgo aheadの表現5選
ビジネスで使える go ahead の表現として、以下の5つをピックアップしました。
- go ahead with a plan
- go ahead with planned action
- any go ahead from
- go ahead and tell
- go ahead along the line
いずれもビジネスにおける実用性が高いので、早期に習得しておきましょう。
1. go ahead with a plan
go ahead with a plan で、計画を推進するという意味があります。
重要な会議を行う際に覚えておきたい表現のひとつですね!
実際に例文にすると、以下のようになります。
We will go ahead with a plan to be competitive with our competitors in the next fiscal year.(来期から競合企業に負けないような計画を進める)
2. go ahead with planned action
go ahead with planned action には、計画どおりに進めるという意味があります!
社内やクライアントとのミーティングで使える表現のひとつです。
実際に以下の例文を確認して、使い方をマスターしましょう。
Although there were some changes, new business will go ahead with planned action.(多少の変更はあったが、新規事業は計画どおりに進める)
3. any go ahead from
any go ahead fromは、~の許可なくという少しネガティブな意味のある表現です。
部下に業務上の注意や、確認をする際に使える表現といえます。
実際の例文は、以下のとおりです!
Do not use it without any go ahead from your supervisor.(上長の許可なく使用しないでください)
4. go ahead and tell
go ahead and tell には、思い切って言うという意味があります。
部下と1on1ミーティングをする際に使える表現ですね!
以下の例文で、どのように使うのかイメージを深めてみてください。
If you feel you have a problem with the way the work is being done now, it’s important to go ahead and tell.(今の仕事の進め方で問題を感じているのであれば、思い切って言うことも大切だよ)
5. go ahead along the line
go ahead along the lineで、規定方針どおりに進むという意味があります。
クライアントとの定例ミーティングで使える表現です。
ビジネスシーンでは、以下のように使ってみてください!
There are no current impediments to the project and it can go ahead along the line.(プロジェクトに現在支障はないので、規定方針どおりに進められます)
go ahead は日常や学業ではもちろん、ビジネスシーンでも活躍する表現です。数多くの表現を網羅しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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