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【使い分け必須】mayが持つ2つの意味とは?例文や似ている助動詞も解説

「may には2つの意味があるの?」
「用法ごとの例文が知りたい!」

「may と似た意味の助動詞が気になる」

may は、およそ40〜50%の可能性を示す助動詞です。

イングリッシュ おさる

「〜かもしれない」という訳し方が一般的ですね!

ただ、文章によっては許可の意味で使われたり、may が文頭に来ることで「〜でありますように」という祈願の形を取ったりすることもあります。

この記事では、元英語教師だった僕が以下の内容について解説します。

  • may の意味
  • may が示す可能性
  • 近い意味を持つ助動詞

may やそれ以外の可能性を意味する助動詞をマスターすることで、表現の幅が大きく広がるでしょう。長文読解だけでなく、英会話や英作文などでも役立つ内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください!

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目次

mayは2つの意味を持つ助動詞

may は上の立場から下の立場のものへの許容範囲を示すイメージの単語です。そこから派生して「〜かもしれない(推量)」「〜してもよい(許可)」の2つの意味があります。

それぞれの概要や例文を詳しく見ていきましょう。

1. 〜かもしれない(推量)

この may は「〜かもしれない」「多分〜だ」と訳します。

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似たような副詞に「多分・おそらく」という意味の maybe があります!

推量を意味する動詞は複数ありますが、本人も結果がわからない出来事に対しては may で説明されることが多いです。たとえば「降水確率が50%だったので、もしかしたら今日は雨が降るかもしれない」といった場合が当てはまります。

推量の may の使い方について、平叙文・否定文の2つに分けてまとめました。

【平叙文】
It may rain later, so you should bring an umbrella.(あとで雨が降るかもしれないので、傘を持っていくべきです)

【否定文】
She may not be coming to the party tonight.(彼女は今夜のパーティーに来ないかもしれません)

2. 〜してもよい(許可)

may には「〜してもよい」という許可の意味もあります。

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許可の意味で使う場合、相手を主語にした平叙文だけでなく「May I 〜?」の形で自分が主体の行動の許可を取るときにも使われます!

権威主義的なニュアンスが強いため、公共機関の注意書きや上司から部下に権限を与えるような状況で使われることが多いです。気心の知れた友人同士と会話する場合は、can のほうが適しています。

許可の may の使い方について、平叙文・否定文・疑問文の3つに分けてまとめました。

【平叙文】
You may use the computer in the library if you need to do research.(研究をする必要がある場合、図書館のコンピュータを使用してもよいです)

【否定文】
You may not enter this area without proper identification.(適切な身分証明書がなければ、このエリアに入ることはできません)

【疑問文】
May I borrow your pen for a moment?(ちょっとだけ、あなたのペンを借りてもいいですか?)

【補足】〜でありますように(祈願)

「〜であることが許されますように」というニュアンスから、may は祈願の意味を取ることがあります。

祈願文かどうかは「May +主語+動詞の原形」の文型かどうかで見極めが可能です。命令文と混同しないように気をつけましょう。

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こちらは日常会話ではあまり使いませんが、TOEICや英検などの試験の文法問題で出題されることがあります!

May you have a happy and prosperous life.(あなたに幸せで繁栄した人生が訪れますように)

mayが示す可能性は40〜50%

推量を示す may によって想定される可能性は、40〜50%とそこまで高くありません。may とよく比較される might については、示す可能性は30%程度です。

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「多分〜だろう」「〜かもしれない」くらいのニュアンスで捉えておきましょう!

話し手の確信度が低く、あくまで当人の予想を表す際に使われるのが may。「明日は雨が降るかもしれない」「彼は今、ミーティングルームにいるかもしれない」など、本人にも確証がない推量を説明する際の使用が適切です。

may より高い可能性を示すなら should や ought to、低い可能性を示すなら might や could が適しています。

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mayに近い意味を持つ助動詞8選

ここでは、推量の may に近い意味を持つ助動詞を8つ紹介します。

  1. could
  2. might
  3. can
  4. should
  5. ought to
  6. would
  7. will
  8. must

これらは同じ「〜かもしれない」という訳し方ができますが、実際に起こりうる可能性はそれぞれ異なります。ニュアンスの違いを理解しておくことで、より表現の幅が広がるでしょう。

なお、助動詞全般については関連記事【保存版】英語の助動詞一覧!紛らわしい用法を例文とともにわかりやすく解説にて詳しく解説しています。確認テストで実力試しもできるので、ぜひチェックしてみてください!

1. could

可能性を意味する助動詞の中で、最も実現性が低い場合に使われるのが could です。could be の形を取ることも多く、可能性は20%以下とされます。

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かなり曖昧な状況のときに使うイメージです!

I could win the lottery someday.(いつか宝くじに当たるかもしれません)

「実際はどうなるかわからないけれど、もしかしたら起こりうるかもしれない」という場合は、could が適しています。

2. might

may の過去形である might も推量の意味を取ります。可能性は30%で「ひょっとしたら〜かもしれない」くらいのニュアンスです。

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couldと同様に、過去形の助動詞は原形のものより表す可能性が低くなります!

It might rain later, so bring an umbrella.(あとで雨が降るかもしれないので、傘を持っていってください)

3. can

can が「〜かもしれない」という意味を取る場合、可能性は50%ほどです。

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may とほぼ同じかやや高いくらいのイメージです!

may が推測のニュアンスが強いのに対し、can は事実を踏まえたうえでの可能性を示していることが多い傾向にあります。

You can get injured if I walk while looking down.(下を向いて歩いていると怪我をするかもしれません)

ちなみにアメリカ英語では、許可を取るときに may を使い、推量においては might を使うことが多いようです。

4. should

should を使うときの可能性は70%とやや高くなります。

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should は、とくに話し手が実現することを期待している場合に使われることが多いです!

「多分〜だ」「〜のはずだ」など、訳し方は他の助動詞と似ていますが、ニュアンスの違いをしっかり押さえておくと英作文で使いやすいでしょう。

The new software should improve the system’s performance.(新しいソフトウェアがシステムの性能を向上させるはずです)

なお、should には推量だけでなく「〜すべきだ」という義務の意味もあります。

5. ought to

ought to の可能性は90%。「〜かもしれない」よりも「〜のはずだ」「〜して当然」といった意味合いが強い助動詞です。

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should が主観的な可能性を述べているのに対し、ought to は客観的な可能性を表しています!

She ought to study for the exam if she wants to pass.(彼女は試験に合格したいなら勉強すべきだ)

should to も ought to と同様、推量のほかに「〜すべきだ」という義務の意味を取ります。

6. would

would の可能性は90%で「きっと〜だろう」という意味です。

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will の過去形なので、could や might と同様に原形よりも表す可能性が低いです!

If you water the plants regularly, they would thrive.(植物に定期的に水をやれば、それらは繁栄するでしょう)

7. will

可能性は95〜100%で「ほぼ間違いなく〜だろう」という意味です。他の助動詞と訳し方が似ていますが、話し手の強い意志が伴って使われることが多いです。

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will はもともと意志を表す助動詞なので、自分主体の行動の可能性を示しているのです!

I will call you when I arrive at the airport.(空港に到着したら、あなたに電話します)

なお、will と同じく未来を表す熟語に be going to がありますが、こちらが推量の意味を取ることはありません。

8. must

可能性がほぼ100%で確実に起こりうる出来事に対しては、must が使われます。

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可能性よりは必然性を表しています!

客観的な事実に対して、「〜に違いない」という断定に近い形で使われることが多い助動詞です。

The team’s strong performance must lead to a victory.(チームの力強いパフォーマンスは勝利につながるはずです)

must には「〜しなければならない」という命令に近い強制の意味があるので、可能性を示す場合の確率も高くなります。

このように、may は推量と許可の2つの意味を取り、推量の may には似たような意味を取る助動詞が複数あります。そのため、ニュアンスの違いを理解したうえで使い分けることが重要です。

どちらの意味も学校のテストやTOEICなどの資格試験で出題される傾向にあるので、ぜひ理解を深めて今後の学習に役立ててみてください。

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