【高収入を狙える】英語を使う仕事全10選！TOEICスコア別におすすめ職種を紹介

「『英語ができる＝高収入』とはわかるけど、結局どんな業界を目指せばいいの？」
「自分の英語力でどんな仕事に挑戦できる？」
「英語を使う仕事に関する情報が多く、キャリアの絞り込みが難しい」

英語を活かした仕事といえば、外資系企業や海外勤務などハイレベルな職種を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、それだけが選択肢ではありません。TOEICスコアが500くらいあれば、高収入を目指せる仕事にも挑戦しやすくなります。

さらに、英語力を活かしてキャリアアップを目指すための具体的なポイントも解説。今のレベルでも目指せる仕事を知り、未来のキャリア設計を始めましょう。

【スコア500〜700】英語を使う高収入な仕事4選

複雑な会話には対応しづらくても、日常的なコミュニケーションや簡単な意思表示が可能なレベルです。巧みな表現力は求められなくても、自己表現ができる点が強みとなります。

TOEICスコアが500〜700の方が目指せる仕事は、以下の4つです。

1. 接客・サービス
2. ツアーコンダクター
3. 入国審査官
4. グランドスタッフ

未経験からでも目指しやすい仕事が多いでしょう。

1.接客・サービス

外国人観光客を対象としたインバウンド需要のある業界では、英語が大きなアドバンテージに。

一般職では他の業種と年収が大きく変わらないかもしれませんが、管理職やマネージャー、本社勤務になると高収入になりやすいのが特徴です。

参考：年収が高い小売り企業ランキング2023【92社完全版】イオンは6位、1位は？

2.ツアーコンダクター

ツアーコンダクターは、旅行会社が企画する旅行に同行し、旅行日程の管理やお客様の相談対応を行う仕事です。お客様が快適な旅行を楽しめるようサポートすることが役割で、特に海外旅行では以下のような場面で英語力が求められます。

• 海外事業者とのやり取り
• 海外からの観光客への案内
• 旅行中のトラブル対応

英語を活かせるだけでなく、海外の文化や人と直接触れ合う機会が多いことが大きな魅力です。また、ツアーの規模や内容に応じて責任範囲が広がるため、キャリアアップや高収入の可能性も期待できます。

3.入国審査官

空港や港などの国際的な出入国拠点で、外国人や帰国者の入国・出国を管理する仕事です。

大阪税関の採用Q&Aでは「現在、語学に自信がない方も、採用研修で税関業務を遂行するにあたって必要最低限の語学力は習得できますので、心配はありません」との回答があります。事務的な会話が多いためか、ハイレベルな英語力を求められるわけでないと推測でます。

ただ、相手が伝えたいニュアンスを理解するには、各国の文化的背景や習慣に関する知識も必要です。

4.グランドスタッフ

グランドスタッフとは、空港の地上業務を担当する航空会社のスタッフのことです。お客様がスムーズに搭乗できるようサポートしています。

TOEICの他に、語学試験やエントリーシートへの記入内容で英語力を測られる場合もあるようです。

空港関係というと高い英語力が求められるイメージがあるでしょう。しかし、実務で使う英語はある程度予測できますし、お客様が自ら手続きするセルフチェックインも広がっています。

【スコア700〜850】英語を使う高収入な仕事4選

TOEICスコア700〜850は、通常の会話をビジネスシーンでもほぼ完璧にこなせるレベルとされています。このスコア帯の英語力があれば、グローバルな環境で活躍できるだけでなく、高収入への現実性もより高まるでしょう。

TOEICスコアが700〜850の方が目指せる仕事は、以下の4つです。

1. 外資系企業のオフィス職
2. 商社
3. バイリンガルセクレタリー・国際秘書
4. 公認会計士

1.外資系企業のオフィス職

英語スキルの高い応募者が多いため、採用時の足切りラインも高めに設定されている傾向があります。

特に、社内に外国人上司や同僚がいるグローバルな環境では、社内の公用語が英語と指定されている場合も多く、日常業務で英語を使用する場面が数多くあります。

外資系企業では成果が評価されやすく、昇進や昇給のチャンスが豊富です。英語を日常的に使いながら、キャリアアップと高収入を目指せるでしょう。

2.商社

海外メーカーや海外支社とのやり取りが多いため、英語力は必須です。

日常会話やビジネス英会話に加えて、外国産の原材料や製品に関する説明を正確に理解するための業界特有の英語力があるとさらに良いでしょう。

商社のバイヤーとして活躍する場合、自ら海外へ出向いて直接仕入れを行うこともあります。

3.バイリンガルセクレタリー・国際秘書

・バイリンガルセクレタリー…2ヶ国語を扱える秘書
・国際秘書…日本語と外国語の橋渡しができる秘書

グローバルなビジネス環境で、外国語スキルを活かして働く秘書のことです。色々な言語がある中でも、世界中で話者が多い英語を操れると、仕事の幅が増えるでしょう。

メールや文書の推敲、海外から受け取った資料の翻訳など、単なるビジネス英会話以上のスキルを使うことがあります。

4.公認会計士

財務の専門家として、企業の会計や監査、税務などを通して企業の信頼性を確保します。

特に、監査法人の国際部や外資系監査法人では英語を使用した業務が多く、英語力が求められるでしょう。具体的には、次のような業務が挙げられます。

• 国際的な会計基準（IFRS）に基づいた監査
• 海外のクライアントとのコミュニケーション
• 英文での報告書作成

クライアントが国内企業に限定される監査法人では、英語力を重視しない場合もあります。企業を選ぶ際には、事前に業務内容やクライアントの特性を調べることが大切です。

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【スコア900〜】英語を使う高収入な仕事2選

TOEICスコア900以上は、非ネイティブであっても専門外の分野を十分に理解し、適切に表現できるレベルです。

英語での面接が課されることも多く、実務での即戦力が期待されます。

1. 通訳者
2. 翻訳者

この2つの仕事は、言語と言語を変換してわかりやすく伝える点では似ているます。しかし、翻訳では文字から、通訳では発話から訳すため、求められるシーンやスキルが変わってきます。

1.通訳者

• ビジネス
• 医療
• 法律
• 観光

など、あらゆる場面で円滑なコミュニケーションを助ける仕事です。

TOEICでスコア900以上を獲得すると、国家資格である「全国通訳案内士試験」の一部試験が免除されます。観光業界で通訳案内を行う際に「全国通訳案内士」の資格が必要とされます。

単に語学力が高いだけでなく、通訳をする業界の専門用語や背景知識に精通していることが重要です。

2.翻訳者

異なる言語間の文章を正確かつ自然に変換し、情報や意図を適切に伝える言語の専門家です。

• ビジネス文書
• 小説や雑誌などの文芸作品
• 映画などの映像作品

など、翻訳するジャンルは様々。

英語を使う高収入な仕事に就くポイント

英語を使う仕事で高収入を目指すためには、単なる語学力だけではなく、実際の仕事に求められるスキルや知識を備えることが重要です。では、どのような準備が必要なのか、一緒に確認していきましょう。

1. 試験英語以外も勉強する
2. 業界への知識を習得しておく

1.試験英語以外も勉強する

TOEICや英検といった試験対策だけでは、本当に必要な英語力が身につかない可能性があります。試験英語ではライティングやスピーキングの実践をカバーできないためです。

実務で役立つ英語表現やリアルな会話の練習に取り組むことで、即戦力を目指しましょう。

2.業界への知識を習得しておく

例えば、いきなり外資系の証券会社を目指すのではなく、まずは日系の証券会社で実績を積むと良いでしょう。

• 企業を取り巻く勢力図
• 業界の新技術やニュース
• その業界に特化した英語スキル

これらを習得することで、英語力と業界知識を掛け合わせて強みをアピールできるようになります。

英語を使う仕事への転職・就職を目指して勉強するならYouTubeの活用を

英語を使える仕事で高収入を目指すには、業界での実務と英語の資格勉強を両立して即戦力の高い人間になる必要があります。

しかし、本業で実務をこなしながらの勉強はとても大変です。

隙間時間でもインプットできるよう、YouTubeなども活用して効率的な学習を目指しましょう。

例えば文法の網羅を目指すなら、関連動画「【完全イメージ化】高校英語完全攻略【永久保存版】」の動画がおすすめです。

この記事で就職・転職したい業界が見えてきたら、まずは必要な英語力を逆算して目標を決めることから始めてみてくださいね。

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