2026年7月25日、東京・品川でAIマーケティング構築講座とウラカタマッチングサロンの合同オフ会を開催しました。

僕が監修するAIマーケティング構築講座には、2026年2月の開講から約5か月で1,100名が参加しました。今回はまーしーさん・まぎーさんが主宰する、1,200名規模のウラカタマッチングサロンとの合同開催です。

会場にはAIを事業へ取り入れたいコンテンツホルダーと、実装や運用を支えるウラカタが集まりました。

今回のテーマは、人間がやるべきこととAIがやるべきことです。交流・作業・特別講義・対談を通して、自分が判断する部分とAIへ任せる部分を整理しました。

\ おさるの漫画ができました /

開催概要

開催日程2026年7月25日(土)
開催場所東京・品川
参加費用無料(おさるの全奢り)

コンテンツホルダーとウラカタが交流

オープニングのあとは、グループごとに自己紹介をしました。

共有したのは次の3つです。

  • 名前と取り組んでいるビジネス
  • 最近ビジネスでうまくいったこと
  • 現在力を入れていること

会場には講座やスクールを運営するコンテンツホルダーだけでなく、AI開発・動画制作・SNS運用・UTAGE構築などを担うウラカタも参加しています。

お互いの事業や得意分野を確認したあとは、約90分の交流・作業タイムへ進みました。30分ごとに席を替え、異なる参加者と3回話せる形です。

仕事を依頼したい人と実務を支えられる人が直接話すことで、必要な業務や協力できることをその場で整理しました。

専門分野ごとに相談できる個別質問コーナー

交流と並行して講師陣へ相談できる個別質問コーナーも設けました。

星川さん・石田さん・まーしーさん・まぎーさんに加えて、次の2人も参加しています。

  • メルおじさん
    Claude Codeを活用したX運用を担当
  • レオさん
    Claude CodeとUTAGEを使った自動化を担当

AIをどの業務に取り入れるか迷っている人もいれば、すでに作った仕組みを改善したい人もいます。参加者は自分の課題に合う講師へ相談し、次に取り組む内容を整理しました。

特別講義|AI時代に人間がやるべき仕事とは

後半は星川さんと石田さんによる特別講義です。AIに仕事を奪われるのかという問いから、人間とAIの役割を整理しました。

星川さんプロフィール

  • AIマーケティング構築講座の講師
  • 講師歴4年
  • おさるAIの全体監修を担当
  • AI × SNSマーケティング講座を主宰
  • SNS・コンテンツ制作のディレクター

石田さんプロフィール

  • AIマーケティング構築講座の講師
  • エンジニア歴8年
  • 法人10社へAI導入や業務効率化を支援
  • システム開発50案件超
  • YouTube経由の開発依頼6,000万円超

AIが普及しても人間の仕事がすべてなくなるわけではありません。実装や反復作業をAIへ任せることで、人間の役割が設計・判断・確認へ移っていくという話から講義が始まりました。

AIマーケティング構築講座ではたくさんの実績が出ています。

AIでは短期間に作れない資産が残る

講義では、AIによって制作の速さや品質が横並びになるほど、人が積み上げてきた資産の価値が高まるという話がありました。

西野亮廣さんが著書『夢と金』『北極星』で伝えているアンカーも、その一つです。思い出・プロセス・人間関係・時間などは、お金やAIだけですぐに作れるものではありません。

僕が普段から伝えている7つの資産にも共通します。

  • 影響力
  • 人脈
  • キャッシュ
  • IP
  • ブランド
  • Webマーケティング
  • オフラインでのつながり

AIが作業を担えるようになっても誰が発信しているのか、誰と仕事をしてきたのかという積み重ねは残ります。

今回の合同オフ会も、人脈とオフラインでのつながりを作る機会になりました。ここから講義は実際の業務をAI・人間・協働の3つに分ける方法へ進みます。

業務をAI・人間・協働の3つに分ける

AIを事業へ取り入れるときは、すべての業務を任せようとしないことが重要です。

星川さんと石田さんは、仕事を次の3つに分けて考える方法を紹介しました。

  • AIに任せる業務
    量・速さ・反復が求められる作業
  • 人間が担当する業務
    目的の設計・優先順位・品質判断・最終確認
  • AIと人間が協働する業務
    AIが案や下書きを作り、人間が選択して仕上げる作業

記事やスライドの下書き、資料の要約、データ集計などはAIが力を発揮します。

一方で何を作るのかを決め、完成したものを公開してよいか判断するのは人間の役割です。

AIへ丸投げするのでも、すべてを人間が抱えるのでもありません。業務ごとに担当を分けることが、AIを事業で活用する最初の設計になります。

講師の判断基準をAIへ引き継ぐ

石田さんからは複数の講師で運営するスクールのサポート業務を改善した事例も紹介してもらいました。

最初にしたのは、受講生からの相談と講師の回答を61組集めることです。AIで内容を分析し、講師がどのような基準で判断しているのかを用途別に整理しました。

整理した判断基準は、8つのGPTsに反映しています。AIが相談内容に応じた回答案を作り、講師が内容を確認できる仕組みです。

AIが担当したのは情報を集めて形にする作業です。用途の分け方や回答の判断基準は人間が設計しました。

この事例からも分かるように、AIの性能だけでは仕組みは完成しません。誰の知識を使い、どのような基準で判断させるのかを決める必要があります。

AIを毎回同じ品質で動かす4つの仕組み

単発の指示だけでは、AIの回答が安定しないことがあります。そこで紹介されたのがAI活用を4段階で考える方法です。

  1. プロンプト
    1回の指示で何をしてほしいのかを伝える
  2. コンテキスト
    必要な資料や前提、判断基準を渡す
  3. ハーネス
    AIが毎回同じ手順で動く枠組みを作る
  4. ループ
    生成・確認・改善を繰り返せる状態にする

なかでも重要なのがハーネスです。AIへルールを渡し、作った内容を機械で確認します。基準に反した部分だけを修正させる仕組みです。

人が毎回AIの作業を見張るのではありません。確認と修正まで仕組みに含め、人間は最後に公開してよいかを判断します。

当日の講義資料も、このハーネスを使って作られていました。考え方の説明だけでなく実際の制作で使われている方法まで共有されました。

最初は毎日の小さな業務からAI化する

講義の最後には、自分の業務を棚卸しする方法も共有されました。

進め方は次のとおりです。

  1. 1日の業務を時系列で書き出す
  2. それぞれにかかる時間を記録する
  3. AI・人間・協働の3つに分ける
  4. AIだけで完了できる業務を一つ選ぶ
  5. 実行と確認を繰り返して仕組みにする

最初からすべての業務を整理する必要はありません。毎日繰り返している小さな作業を一つ選ぶだけでも十分です。

石田さんが最初に自動化したのは、毎朝届くGoogle Meetの議事録メールを保存する作業でした。現在はAIが自動で処理しています。

小さな業務で仕組みを作り、動作を確認してから対象を広げていく。設計できる人がAI時代に選ばれます。

まーしーさん×星川さん×石田さん対談:AI活用を実務に落とす

特別講義のあとは、まーしーさんを加えた3人による対談です。

まーしーさんプロフィール

  • ウラカタマッチングサロンを主宰
  • 1,200名規模のコミュニティを運営
  • コンテンツホルダーとウラカタのマッチングを支援

ウラカタマッチングサロンのオフ会はこちらから

講義では人間とAIの役割を整理しました。対談では、その考え方を自分の事業やチームでどう実践するのかを掘り下げます。

AI開発を担当する石田さん、マーケティングや運用を支える星川さん、人との協働を支援するまーしーさん。それぞれの立場から会場で寄せられた質問に答えてもらいました。

自社だけで仕組みを作るのか、AIへ任せるのか、専門家と組むのか。参加者が自分に合う進め方を考えられる対談になりました。

懇親会

対談のあとは同じ会場で懇親会を開催しました。作業会から参加していた人に加え、懇親会からの参加者も合流しました。

昼の交流でお互いの得意分野や事業が分かっていたため、乾杯後すぐに具体的な話が始まります。

  • 講義や対談で聞ききれなかった質問
  • 仕事を依頼できるかという相談
  • AIを取り入れた業務環境や仕組みの共有

AIを実務へ取り入れるには、仕組みだけでなく相談できる相手や運用を支えてくれる人も必要です。

会場では仕事の相談や情報交換が続き、次に一緒に取り組む内容まで話が進んでいました。

参加者の声

最後に

今回一番伝えたかったのは、AIを使える人ではなくAIで事業を前に進められる人になってほしいということです。

新しいツールを覚えるだけでは業務は変わりません。自分の仕事を棚卸しし、AIへ任せる部分と自分が判断する部分を決める必要があります。

すべてを一人で抱える必要もありません。実装や運用に詳しい人と組めば、自分は事業の方向を決めることに集中できます。今回の合同オフ会では、その相手と出会える場も用意しました。

最初の一歩は、毎日繰り返している小さな作業を一つ選ぶことです。AIへ任せる仕組みを作り、確認しながら改善していく。まずは今日書き出した作業から始めてください。

AIマーケティング構築講座とウラカタマッチングサロンから参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。