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【決定版】関係代名詞と関係副詞の違いをわかりやすく解説!例文や練習問題でマスター

「関係代名詞と関係副詞の違いは?」
「例文や問題から記憶に定着させたい」
「使い分けもできるようになりたい」

関係代名詞と関係副詞の違いについて、明確に理解できていない方もいるのではないでしょうか。

両方とも名詞を修飾する形容詞ということは理解できても、結局何が違うのか悩んでしまいますよね。

イングリッシュ おさる

例文と一緒に学べば違いがより鮮明になります。ぜひこの記事で違いを完全に理解しましょう!

この記事では、TOEIC900点超えの元英語教師だった僕が、関係代名詞と関係副詞の違いを中心に以下の内容を解説します。

  • 概要
  • 違い
  • 例文
  • 問題文

理解を深めるための練習問題も用意していますので、関係代名詞と関係副詞の違いを理解したい方はぜひ最後までご覧ください。

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目次

関係代名詞と関係副詞をサクッと解説

関係代名詞と関係副詞の違いを説明する前に、これらの概要や意味をサクッと解説します。

イングリッシュ おさる

違いをより深く理解するためにも、ここはマスターしておきましょう!

関係代名詞とは

関係代名詞とは、名詞を後ろから修飾(説明)するときに使用される代名詞です。

文章よりも動画のほうが分かりやすいという方は、以下の動画をあわせて視聴してください。

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関係代名詞を理解するために、まずは形容詞の使い方をおさらいしましょう。

形容詞は、beautiful flower の beautiful や、little girl の little のように、名詞を具体的に説明します。

イングリッシュ おさる

この例だと名詞を具体的に説明する形容詞が短いため、名詞の前に形容詞を置いて説明しています!

しかし「小さな」ではなく「隣の家に住んでいる」のように、修飾したい内容が長くなるケースもあるでしょう。この場合、名詞の前に入れると長ったらしくなり、文章が読みにくくなります。

そのときに関係代名詞が「長めの形容詞」として機能し、追加の情報を提供するために名詞の後ろに挿入されるのです。

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関係代名詞を理解する際には、文中で以前に出てきた人やものを拾い上げて、追加の説明を加えるというイメージを持ちましょう!

The girl who lives next door is my classmate.
(隣に住んでいる女の子は私のクラスメイトです。)

The book which I bought yesterday is very interesting.
(私が昨日買った本はとても面白いです。)

以下、おさるの音声です。

関係代名詞の詳細は関連記事「【例文多数】関係代名詞を基礎から応用までわかりやすく徹底解説」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

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関係副詞とは

関係副詞は、副詞の機能を持ちつつ、名詞を説明する役割を果たす関係詞節の一部です。

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基本的には関係代名詞と同じで、名詞を修飾する形容詞の役割を果たします。

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より深く理解するために、具体的な例を挙げてみましょう!

This is the town where I lived five years ago.
(これは私が5年前に住んでいた町です)

where 以降の部分が関係副詞の節です。

ここで、where I lived five years ago は the town に関する追加情報を提供しています。

単に「これは町です」と言うだけでは、その町の特徴や意味が不明確です。そこで「私が住んでいた」という情報が加えられることで、町についての理解が深まります。

また I lived five years ago は文法的に完全な文であり、何も欠けていません。

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動詞 live は自動詞であるため、目的語を必要とせず自己完結しています!

関係副詞について復習したい方は関連記事「【例文付き】関係副詞を基礎からマスター!4種類の使い方や非制限用法まで解説」を参考にしてみてください!

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関係代名詞と関係副詞の違いをわかりやすく解説

さて、ここからは本題である関係代名詞と関係副詞の違いをわかりやすく解説していきます。

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例文込みで紹介するので、一緒にマスターしましょう!

置き換える品詞が違う

関係代名詞と関係副詞は、英語の文法において異なる品詞を置き換えることで、文に深みを加える重要な役割を果たします。

なかでも関係代名詞は文中の名詞を指し示し、名詞に関する追加情報を提供します。

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関係代名詞は基本的に代名詞が変化した形です。具体例を見ていきましょう!

The man who called you is my brother.
(あなたに電話した男性は私の兄です)

この文章を以下のように分解してみます。

・The man is my brother.
・The man called you.

The man(名詞)が重複しているため、関係代名詞 who が用いられています。

一方で、関係副詞は副詞(句)が変化した形です。主に場所や時間などの状況を説明する際に用いられます。

This is the place where we first met.
(これは私たちが初めて出会った場所です)

この文章も、以下のかたちに分解していきます。

・This is the place.
・We first met there.

there(副詞)を置き換えるために関係副詞である where が使用されているのです。

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where が関係副詞でこの節が This is the place に具体的な情報を加えています!

このように、関係代名詞と関係副詞はそれぞれ異なる品詞を置き換えています

種類一覧

関係代名詞の一覧は以下の通りです。

主格所有格目的格
whowhowhosewho/whom
whichwhichwhosewhich
thatthatthat
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主格・所有格・目的格の違いを見ていきましょう!

  • 主格:主語の穴を埋めるもの
  • 目的格:目的語の穴を埋めるもの
  • 所有格:直後に名詞を置いて説明を加えるもの

続いて、関係副詞の一覧は以下の通りです。

where場所を表す副詞の働きをする
whenときを表す副詞の働きをする
why必ず reason が先行詞になる
howthe way の代わりに使われる
(the way howとはならないので注意)

後ろに続く文章【完全か不完全】

関係代名詞と関係副詞の違い

関係代名詞と関係副詞は、どちらも形容詞のように名詞を詳しく説明する働きを持ちますが、文の構造に与える影響は異なります。

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関係代名詞は先行詞となる名詞を後続の節に組み込んでおり、後ろに続く文章が完全ではありません。

以下の文章を見ていきましょう。

The book that I am reading is interesting.
(私が読んでいる本は面白い)

that が関係代名詞であり、後続の節 I am reading が The book を詳しく説明していることがわかりますよね。

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read は他動詞であるため、不完全な文ができてしまいます!

関係副詞は副詞の役割があります。例文を見ていきましょう。

This is the house where I grew up.
(これは私が育った家です)

where が関係副詞で、I grew up の節が the house に関する追加情報を提供しているのです。

関係副詞をこの文から取り除くと、This is the house だけで完全な文です。

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つまり、関係副詞を使った文章は、後ろの文に穴がありません!

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関係代名詞と関係副詞を用いた例文

関係代名詞と関係副詞の違いをより深く理解するために、例文を紹介します。

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例文をたくさん見て慣れておくと、直感的にも理解しやすくなりますよ!

関係代名詞の例文

まずは関係代名詞の例文から見ていきましょう。

【例文】
The book that I read last week was fascinating.
(先週読んだ本は魅力的だった)

【解説】
that が関係代名詞として使われており、I read last week が The book を詳しく説明しています。

【例文】
The woman who spoke at the conference is a famous scientist.
(会議で話した女性は有名な科学者です)

【解説】
who は関係代名詞で、spoke at the conference が The woman に関する情報を提供しています。

【例文】
The car which is parked outside is mine.
(外に駐車してある車は私のものです)

【解説】
which は関係代名詞で、is parked outside が The car を詳しく説明しています。

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どれも関係代名詞の後の文章が不完全であることがわかりますね!

関係副詞の例文

続いて関係副詞の例文を見ていきます。

【例文】
The city where we met has changed a lot.
(私たちが出会った都市は大きく変わりました)

【解説】
where が関係副詞として使われ、we met が city の詳細を説明しています。

【例文】
Summer is the season when I feel most energetic.
(夏は私が最も活力を感じる季節です)

【解説】
when が関係副詞として使用され、the season に追加情報を提供しています。

【例文】
He took me to the place where he had been born.
(彼は自分が生まれた場所に私を連れて行ってくれた)

【解説】
where は関係副詞で、the place に関する追加情報を提供しています。

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それぞれの文章で関係副詞の後の文章が完結していますね!

関係代名詞と関係副詞のよくある勘違い

関係代名詞と関係副詞の使い方について、多くの英語学習者が混乱しがちな点があります。

特によく見られる勘違いのひとつは、「先行詞が場所ならwhereを使う」という考え方です。

たしかに、場所を表す先行詞に対してwhereを用いるケースは多くあります。

This is the park where I often play soccer.
(これは私がよくサッカーをする公園です)

この文では、whereが適切に使われています。

しかし、先行詞が場所であっても、必ずしもwhereを使わなければならないわけではありません。

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場所を表す先行詞に対して、関係代名詞のwhichやthatが使われることもあります!

I love the city which/that I grew up in.
(私は育った都市が大好きです)

この文では、先行詞「the city」に対して、whichやthatが使われています。

以下は、whichを使った例文の音声です。

次に、thatを使った例文の音声です。

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重要なのは、文脈や表現したい内容によって、適切な関係詞を選ぶことです!

単に「場所だからwhere」と機械的に判断するのではなく、文全体の意味や構造を考慮して、最も自然な表現を選択しましょう。

関係代名詞と関係副詞の違いの確認問題

最後に関係代名詞と関係副詞の違いをマスターするための確認問題を出題します。

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ここまでの総復習として、ぜひ活用してみてください!

Q1.次の文において、関係代名詞と関係副詞を識別し、それらが何を指しているかを説明してください。
The restaurant where we had dinner was very expensive.

A1. where が関係副詞として使用されています。
we had dinner の節を導き、The restaurant に関する追加情報を提供しています。

和訳:私たちが夕食を食べたレストランは高価だった

Q2.以下の文を読み、空欄に適切な関係代名詞または関係副詞を入れてください。
She is the teacher _______ inspired me to pursue my dreams.

A2. who
先行詞である the teacherとinspired me to pursue my dreamsをつなげています。

和訳:彼女は私の夢を追い求めるように触発してくれた先生です

Q3.次の文において、関係代名詞または関係副詞の使用が正しいかどうかを判断し、誤りがあれば訂正してください。
This is the book which I told you about it.

A3. 誤り
正しくは This is the book which I told you about.
もしくは This is the book about which I told you.
となります。
which が関係代名詞として機能し、the book と I told you about をつなげているため、it は不要です。

和訳:これはあなたに話した本です

Q4.以下の文に関係代名詞または関係副詞を加え、文を完成させてください。
He remembers the time _______ he used to play in the park as a child.

A4. when
when は関係副詞として機能し、the time と he used to play in the park as a child をつなげています。

和訳:彼は子供の頃に公園で遊んでいたときのことを覚えています

Q5.次の文を読み、関係代名詞と関係副詞のどちらが使用されているかを識別し、その理由を説明してください。
The year when the company was founded marked a significant change in the industry.

A5. when が関係副詞として使用されています。
the company was founded の節を導き、The year に関する追加情報を提供しているためです。

和訳:会社が設立された年は、業界における重要な変化の節目となりました

Q6.以下の文において、空欄に関係代名詞または関係副詞を入れ、文を完成させてください。
That is the place _______ we met for the first time.

A6. where
where は関係副詞として機能し、the place と we met for the first time をつなげています。

和訳:その場所は私たちが初めて会った場所です

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