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【ニガテを克服】不定詞の副詞的用法のポイント!7種類の意味やよく使う表現を例文付きで解説

「不定詞の副詞的用法ってどんなもの?」
「副詞的用法は意味がたくさんあってよくわからない」
「副詞的用法でよく使う表現をおさえておきたい」

不定詞には3つの用法があり、最も意味が多いといわれているのが副詞的用法。たくさんの意味を覚えるのは大変だし、そもそもどんなものなのかよくわからないと悩む方がいるのはわかります。

しかし、副詞的用法の使い方さえ覚えておけば、細かい意味を覚える必要はありませんそのため、まずは基本をしっかり押さえることが大切です。

そこでこの記事では、

  • 不定詞の副詞的用法とはなにか
  • 7つのパターン
  • よく使う用法

など、1記事で副詞的用法を基礎からしっかり理解できるようにしています。不定詞への苦手意識を克服したい方は、ぜひ参考にしてください!

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目次

不定詞の副詞的用法は名詞以外や文を修飾するもの

そもそも不定詞の副詞的用法は、名詞以外の語句や文を広く修飾できる用法です。名詞の説明を追加しているもの以外はすべて副詞的用法。だからこそ、たくさんの意味があるのです。

まずは例文を見てみましょう。

She worked hard to buy a house. (彼女は家を買うために熱心に働いた)

彼女が一生懸命働いた理由を、to 以下で追加説明しています。このように、元の文章だけだと説明が不足している部分を補うのが副詞的用法です。

I visit New York to meet my mom. (私は母に会うためにニューヨークを訪れる)
I am happy to pass the test. (私はテストに合格して嬉しい)

これらも、to 以下が補足説明している点は変わりません。I am happy だけいわれると、「なんで嬉しいんだろう?」と聞き手は疑問に思うはず。だからこそ、to pass the test と、嬉しくなった理由を追加で説明しているのです。

副詞的用法は目的や原因を表すといわれていますが、最初は細かく覚えなくても問題ありません。

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まずは、足りない情報を補うために使われるものだということを理解しておきましょう。

ちなみに、不定詞で名詞を説明する用法を形容詞的用法といいます。こちらは関連記事「【もう悩まない】不定詞の形容詞的用法は名詞を修飾!注意すべき用法やよくある疑問も解決」で詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。

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不定詞の副詞的用法の種類を例文付きで解説

不定詞の副詞的用法は、7種類の意味があります。

  1. 結果
  2. 感情の原因
  3. 判断の根拠
  4. 目的
  5. 条件
  6. 程度
  7. 限定

それぞれ、例文付きで具体的に解説していきます。

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繰り返しになりますが、7つの意味を丸暗記する必要はありません。文脈に合わせて訳し分ければ大丈夫です!

1. 結果

不定詞で、何かをした結果どうなったのかを補足説明することがあります。

I grew up to be a doctor. (私は成長して医者になった)

この文では、成長した結果、医者になったということを表しています。もう一つ例文を見てみましょう。

I woke up to be gray hair. (目が覚めると、白髪になっていた)

こちらでは、寝た結果何故か白髪になっていたということですね。

このように、結果の用法のときは「〜して、そして〜になった」という訳し方をします。

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ちなみに、結果の用法では、予想しにくい思いがけない結果を表すことが多いです。意外だったからこそ、不定詞で追加説明しているんですね。

2. 感情の原因

感情を表す形容詞や動詞と結びついた to 不定詞は、感情が動いた原因を詳しく説明します。

I’m very glad to meet you. (あなたに会えてとても嬉しい)

形容詞の glad にくっついて今嬉しい理由が、あなたに会えたからだと補足していますね。動詞に結びつく例もあります。

He was surprised to fail the exam. (彼はテストに落ちて驚いた)

感情を伝える場合、そう思った理由があるはず。そのため、感情を表す表現には to 不定詞がついて補足説明することが多くあります。

3. 判断の根拠

話し手の判断の根拠を補足することもできます。

He must be a genius to solve this problem. (この問題を解くとは、彼は天才に違いない)

must be で「ちがいない」とまで強く確信した理由を to 以下で説明しています。

このように、人物の評価や話し手の感情が入る助動詞とともに用いられる表現です。

また、

It is careless of you to make mistakes. (間違いをするなんて、君は不注意だね)

のように形容詞と結びつくことで、その形容詞の判断に至った根拠を示しています。

なお、下の文のように「 It is 形容詞 of 人 to 不定詞」という形はよく使われます。例文の careless 以外にも以下のような形容詞で使えるので、ぜひ単語を変えて英作文してみてください。

人物評価を表す形容詞の例
  • kind (親切な)
  • polite (礼儀正しい、ていねいな)
  • brave (勇敢な)
  • smart (賢い)
  • stupid (ばかな、おろかな)

4. 目的

なにかの動作を行った目的を補足するのが、「目的」の用法です。

I study English to go abroad. (海外に行くために英語を勉強する)

この文章では英語を勉強する理由を補足説明していますね。目的を表す副詞的用法は「〜ために」と訳されることが多いです。

ちなみに、目的を表す用法の場合、不定詞の内容が起きている時点で修飾されている文の状況は起きていませんつまり、英語を勉強している時点では海外に行ってはいないということ。

I went to the park to play baseball. (野球をするために公園に行った)

のように、過去の内容を表すときも同様です。公園で行った時点では、まだ野球はしていません。

参考程度に覚えておきましょう。

5. 条件

不定詞で、条件を表すこともあります。この用法の場合、不定詞は文頭に置かれます。

To hear the news, he must be surprised. (ニュースを聞いたら彼は驚くに違いない )

「もし〜したら」と訳せます。この文章は if を使って書き換えることも可能です。

If he hears the news, he must be surprised.

と言い換えても同じ意味になります。

ちなみに、条件を表す不定詞の用法は仮定法でもよく使われます仮定法を勉強したときに、ぜひ思い出してみてください。

6. 程度

不定詞を用いて、程度を表す用法もあります。この用法で使われるのは3つだけなので、覚えてしまうほうが簡単です。

  • too〜to… (…するには〜すぎる)
  • …enough to〜(〜するには十分だ)
  • so〜as to … (…なので〜だ)

それぞれ例文を1つずつ紹介します。

I am too tired to clean the room. (部屋を片付けるには疲れすぎている)

too〜to… という伝え方の場合「結局できない」という否定の意味を持つことに要注意。上の文では、疲れすぎていて片付けできなかったということを間接的に伝えています。

She is kind enough to carry my bag. (かばんを運んでくれるくらい彼女は親切だ)

She was so kind as to carry my bag. (かばんを運んでくれるほど彼女は親切だった)

このように、enough to〜 と so〜 as to という文章は言い換えられることもあります。

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so 〜 as to はやや硬い表現になるので、enough to のほうが使われる機会は多めです!

7. 限定

最後が形容詞の意味を限定する用法です。

This river is safe to play in. (この川は安全に遊べる)

to 以下が形容詞の意味を限定しています。この川は、飛び込むには危険かもしれません。ただ、遊ぶだけならば安全だよというように、形容詞の範囲を限定するのに使っているんですね。

This game is easy to get. (このゲームは簡単に手に入る)

もしこの文章で to 以下がなければ、クリアするのが簡単なゲームと誤解されます。しかし、to get を付け足すことで、入手が簡単なんだよ、と意味を限定して適切に伝えることができますね。

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不定詞の副詞的用法でよく使う表現

不定詞の副詞的用法では、よく使う表現があります。

  1. in order to
  2. so as to
  3. only to
  4. never to
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いずれも、日常生活でもテストでもよく出てくるので、しっかり覚えておきましょう!

1. in order to

in order to は目的を表す不定詞に使えます。ここまで説明したとおり、副詞的用法には様々な意味があるので、in order を前につけることで、「目的の用法だよ」と明確に示すことができます。

I had to fill out many documents in order to buy a house.(家を買うために大量の書類を書かなければいけなかった)

このように、目的の用法を示すときはいつでも使えます。また、to の前に not をつけることで否定の意味にもなります。

I practiced hard in order not to fail. (失敗しないように熱心に練習した)

2. so as to

so as to も in order to と使い方は同じ。目的の用法であることを明確に示すのに用いられます。

Let’s go to the restaurant now so as to get better seats. (いい席をとるためにいまレストランに行こう)

こちらも否定表現にもできます。

I kept silent so as not to avoid him. (彼を邪魔しないように黙っていた)

3. only to

only to は不本意な結果を表す表現です。

I went to the shop only to find it closed. (お店に行ったが、しまっていることがわかっただけだった)

不定詞が表している結果が満足できないものだったときに使えます。

4. never to

結果を表す形容詞の前にneverをいれると「そして二度としなかった」という意味になります。

She left home, never to return. (彼女は家をさり、二度と戻ってこなかった )

never 自体に「二度としない」という意味があるので、否定表現を押さえていればしっかり理解できるでしょう。

否定表現については関連記事「【スッキリわかる】英語の4つの否定表現を網羅!否定語を使わない表現も紹介」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

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不定詞の副詞的用法はたくさんの意味がありますが、「説明を付け足している」という意識を持ちながら文脈に合わせて訳し分けることが大切です。細かく意味を覚える必要はないので、ざっくりこんな訳し方もあったなと思い出せるようにしておきましょう。

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