「英語の勉強がなかなか進まない」
「効率のいい勉強方法はある?」
「継続するためのコツが知りたい」
英語を勉強しようと意気込んでも、なかなか続かず悩んでいませんか。継続が大事だとわかっていても、本当に成果が出ているのか不安になったり、やる気が出なかったりして何度も中断してしまう方も多いのではないでしょうか。
英語学習が継続できない理由は、正しい勉強方法を知らないからかもしれません。
今回は、英語学習が続かず悩んでいる方に、以下の内容を解説します。
- 英語の勉強が続かない原因
- 効率的な勉強方法
- 続かない英語の勉強方法
- 続けるためのコツ
ぜひこの記事を参考に、効率のいい勉強方法を知り、英語学習を習慣にしてみてください。
( note:【イングリッシュおさる】英語スクール生の実績 )
英語の勉強が続かない理由はやり方を知らないから
英語の学習が続かないのは「継続する意思がない」「才能がない」というわけではありません。
原因は、英語を教わろうとすることなんです!
授業やレッスンを受けて、英語力を身につけようとしていませんか。自分が必要としている英語力は、あなた自身にしかわかりません。
たとえレッスンを受けたとしても、自主学習の時間のほうが圧倒的に多いですよね。自分に必要な英語力を効率よく身につけるには、誰かに教わるよりも学習方法を知ることが大切です。
「英語の学習方法なんてわからない」と悩む方は、本記事で紹介するやり方をぜひ真似してみてください。
効率的な英語の勉強方法5ステップ
英語の効率的な勉強方法は、5つのステップに分けるのがおすすめです。
- 文法を学ぶ
- 単語と発音を学習する
- 試験用の単語を習得する
- 模試・過去問を解く
- 目標を達成するために必要なスキルを取得する
このやり方を真似すれば、英語の学習方法がわかる上に、基礎がわずか3ヶ月でマスターできます。
それぞれ詳しいやり方を解説します。
1.文法を学ぶ
文法は、英語学習の中でも最も優先順位が高い分野です。文法は範囲が決まっているので、集中的に覚えれば2ヶ月でマスターできます。
文法を覚えていれば、ルールに基づいて単語を入れ替えるだけでさまざまな表現が可能になります。まずは文法学習から取り組みましょう。
初心者には「キク英文法(※クリックでAmazon購入ページへジャンプします)」がおすすめです。
「キク英文法」は、9割の文法が学べて2ヶ月で習得できる優秀な本です!
文法は挫折しやすい分野で、95%の人がここで辞めてしまいます。しかし、ここで頑張れば5%に入ることができるので、諦めずに頑張りましょう。
「キク英文法」を使った学習方法については、YouTube動画「【1冊だけで】文法を完璧にする本【2ヶ月で文法攻略】」で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
2.単語と発音を学習する
文法と並行して、基礎的な単語と発音の学習もおこないましょう。単語や発音は、英語力を高めるために必須です。
まずは基礎を学べる単語帳を1冊購入するといいでしょう。
英検・TOEIC・英会話、どれを目指すにしても対応できるように、高校までに習う基礎単語(英検2級レベル)が学べる単語帳がおすすめです。
いきなり高難易度の単語帳を購入する人もいますが、基礎を押さえられていないと単語力を伸ばすのは難しいです!
1日3~5時間くらいかければ1ヶ月でマスターできるでしょう。
発音練習は、単語学習と並行しておこないます。発音練習で学ぶことは「発音記号」と「音変化のルール」です。インターネットで検索して出てくる情報だけでもマスターできます。発音記号を覚えたら音変化のルールに移行しましょう。
英単語を覚えるのが苦手な方は、関連記事「【これでできる】英単語をイメージ化して覚える2つの方法!覚える7つのステップも解説」でコツを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
3.試験用の単語を習得する
文法と単語の基礎を覚えたら、次に目標としている英語力を身につける学習をおこないます。TOEICや英検を目指すなら、そのレベルに合う単語帳を購入して勉強しましょう。
単語を習得するときのポイントは、発音込みで覚えることと何周もすることです。
僕の場合は、1冊に1,000単語が載っている単語帳を使っていました。1日500単語を2日で1周し、30日間で15周しましたよ!
集中的に学習すれば、1,000単語を1ヶ月でマスターできます。1日10単語を100日かけて覚えるよりも効率的なので、ぜひ実践してみてください。
4.模試・過去問を解く
次に、模試や過去問を解いていきます。
たとえばTOEICで高得点を目指すなら、公式問題集を使うのがおすすめです。旧式ではなく今と同じ形式の問題集を選びましょう。公式問題集を解くときは、以下3つのステップで進めます。
- 時間を測って問題を解く
- 単語と文法をすべて復習する
- トレーニングする(復習+α(シャドーイングなど)の学習をする)
過去問を解くにしても、復習がとても大切です!
5.目標を達成するために必要なスキルを取得する
自分の目標に合わせて、苦手な部分を強化したり必要なスキルを習得したりしましょう。
たとえばTOEICで高得点を目指すのが目標であれば、公式問題集を繰り返し解くのがおすすめです。
繰り返し解くことで答えを覚えてしまっても問題ありません。解き方の流れを知っていると、本番で時間切れになるのを防げます。
「海外旅行に通訳なしで行く」という目標なら、日常会話のフレーズを覚えるのもいいでしょう。基本の英語力を身につけたら、ご自身の目標に合わせて必要な学習を取り入れてみてください。
なお、僕の公式LINEでは、英語を攻略するために大切な学習のやり方や教材を特別に配布しています。自分に合う学習方法や効率のいい勉強法を知りたい方は、ぜひ登録してみてください。
実はNG!続かない英語の勉強方法5選
英語の勉強方法の中には、効率がいいように思えて実は効果が出ないやり方もあります。ここでは、実はやってはいけないNGな勉強方法を5つ紹介します。
- 「楽に英語をマスターできる」と謳った教材を使う
- 発音に重点を置かない
- 文法学習をしない・後回しにする
- 聞き流し教材だけを使う
- 書いて覚えようとする
効果が出ないと挫折につながるので、やらないように気をつけましょう。
1.「楽に英語をマスターできる」と謳った教材を使う
「1日1分で」「1日たったの1フレーズで」などの謳い文句が書かれている、英語を簡単にマスターできそうな教材は多数あります。しかし、英語力は簡単に身につくものではありません。
簡単に英語がマスターできるなら、今こうして学習に苦労しているはずがないですよね!
英語は楽にできるものではなく、時間と継続が大切です。しかし、英語を習得するための最短距離はあります。
先ほど紹介した「効率的な英語の勉強方法5ステップ」を参考に、決して楽ではないけれど最短で英語力を身につける方法を実践してみてください。
2.発音に重点を置かない
発音に力を入れるのは、効率的な学習をおこなうのに重要です。発音を学ぶべきなのは「相手のため」とか「失敗を恐れない」とか、個人の主観によるものではありません。
発音を身につけると、リスニングで聞き取りやすくなったり、スピーキングでの流暢性を高めたりできます。発音をしっかり学習すると、英語学習全般に役立ちます。
発音力を高めるのは「1.発音記号を理解する」「2.学習の過程で向上させる」の2ステップです。
「2.学習の過程で向上させる」は、たとえば問題集を解いていて知らない単語が出てきたら、そこで発音しながら覚えるということです。
英語の発音記号の覚え方については、関連記事【早く身につく】効率的な英語の発音記号の覚え方3選!読み方を一覧で紹介」にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3.文法学習をしない・後回しにする
「学生時代に文法をやってきた」という人でも、完全にマスターできている人は少ないでしょう。英語学習をするなら、まず文法から始めるのが効率的なやり方です。
文法はスポーツのルールのようなもの。ルールを知らずに技術を磨いても、正しくプレイすることはできません。
英語の正しいやり方は文法→単語学習です。文法は量が決まっているので、2ヶ月もあればマスターできるでしょう。
単語は膨大な量があるので、文法をマスターした上で必要な英単語を習得していくのが効率的です。
4.聞き流し教材だけを使う
聞き流すだけで、英語力は身につきません。英語を習得するためには、意図的な学習をしなければならないからです。
「意図的な学習」とは、文法と単語をしっかり学んで意味を理解することです。
ただし、文法や単語をしっかり学んだ上でサブ的な方法として聞き流し教材を使うなら問題ありません。
聞き流し系の教材だけで英語力をつけようとしたら、何十年もかかってしまいます…!
5.書いて覚えようとする
書いて覚えようとするのは、ほとんどメリットがありません。時間をかけた割には、なかなか覚えられないからです。
記憶を定着させるには「思い出す回数」が重要です。書いて覚えようとすると、書くことが目的になってしまい「思い出す」というプロセスがありません。
「覚えること」を目的に学習することが大切なので、書くよりも声に出して覚えたほうが何倍も効率的です。
「書かないとスペルが覚えられない」と考えるかもしれませんが、見るだけでもスペルはきちんと覚えられます。また、正しいスペルを書くことが必要とされる場面はかなり限定的なので、重視すべきポイントではありません。
英語の勉強を続けるための3つのコツ
英語学習を続けるコツを3つ紹介します。
- 英語を学ぶ目的を明確にする
- 勉強をルーティーンにする
- 無理のない学習量を設定する
ぜひ参考にして、英語学習を続けていきましょう。
1.英語を学ぶ目的を明確にする
なぜ英語を学習したいのか、目標をはっきりさせることが大切です。ただ「英語ができるようになりたい」ではゴールがはっきりせず、何となく勉強を続けることになるため挫折してしまいます。
たとえば「TOEICで800点を取る」「通訳なしで海外旅行に行く」など、明確な目標を立てましょう。そうすれば、今どんな勉強をすべきなのかわかります。
英語力ゼロからTOEIC高得点を目指すなら、学習を続けているうちに少しずつ点数が上がっていくことで努力がついていると実感できますよね!
目標に近づいていることがわかれば、英語学習のモチベーションも高く保てます。
2.勉強をルーティーンにする
英語力を身につけるには、時間と継続が重要です。英語学習を、歯磨きのように毎日のルーティーンに組み込みましょう。
ルーティーン化するには、同じ時間におこなうことをおすすめします。どうしても時間が取れないときは、YouTubeを見るだけでもいいでしょう。英語を毎日学習する癖をつけておくと、苦にならず続けられるはずです。
僕のYouTubeチャンネルでは、英語を学ぶためのマインドから具体的な学習のやり方まで、たくさんの動画を配信しています。ぜひ英語学習にお役立てください!
3.無理のない学習量を設定する
英語を学ぼうと意気込んで、いきなり大量の学習をしようとする人がいます。もちろん継続できれば問題ありませんが、途中で挫折しそうなほどの学習量を設定しないほうがいいでしょう。
何度もお伝えしていますが、英語学習は継続が大切です。ストレスなく英語学習に取り組める勉強量を設定しましょう。
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